頭痛、吐き気も…子供のストレートネックに注意!

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スマートフォンが広く普及し、今や子供たちの間でもスマートフォンを使ってゲームやLINEをするのはごく一般的な光景になっていますよね。

そうなると心配なのは、子供たちの姿勢。

スマートフォンやゲーム機の小さな画面に集中して猫背になったり、長時間うつむき気味の姿勢でパソコンの画面を見ていたりすることにより、オフィスワークをしている大人同様「ストレートネック」になる子供たちが増えているというのです。

子供たちが健康に育つためにも姿勢は大切。
そこでここでは姿勢を良くするためのコツや日頃のちょっとした心がけについて紹介します!

ストレートネックとは

人間の首の骨は本来緩やかなカーブになっており、頭の重さを背中側の筋肉なども使って無理なく支えられるようにできています。

しかし、長時間うつむき気味の姿勢をとっていると、この緩やかなカーブが失われてしまい、首の骨がまっすぐになってしまうのです。


※正常な頚骨が変形してまっすぐになったあと、前へ突き出ていく様子

すると、頭の重さを支えるために首や肩周りの筋肉を酷使することになり、首の痛み、肩こり、頭痛、頭重感などの症状が現れます。ひどくなるとめまい、耳鳴り、脱力感、吐き気、しびれ、自立神経失調症などが起こることもあるのです。

ストレートネックになる原因とは

ストレートネットになる原因で最も多いと言われているのは、姿勢の悪さです。

特に現代人は骨盤周りの筋肉が衰えて良い姿勢を保つことが難しくなっているため猫背になりやすく、突き出した頭を支えることで筋肉が過度に緊張して血流が悪くなりがち。

また、意外なことにクラシックバレエや社交ダンスなど常に美しい姿勢を意識する必要がある習い事をしていても、ストレートネックになるケースがあります。これは、アゴを引いたまっすぐな姿勢を長時間続けることで首のカーブが失われてしまうためです。

クラシックバレエや社交ダンスは、姿勢が良くなり所作なども美しくなることから子供に人気の習い事ですが、過度の姿勢矯正には注意しましょう。

さまざまな治療法

最近ではさまざまな治療器具が販売されていますが、「もしかしてうちの子、ストレートネックになっているかも?」と思ったら、まずは専門の医療機関を受診するのが良いでしょう。

基本的には生活習慣や姿勢の見直しを行うほか、矯正枕や対策用の枕を使用するようです。温熱療法で血行を促進し回復力を高めたりすることもあります。

家庭でもできる予防法

ストレートネックの予防は、姿勢の悪さを改善するのが一番!

たとえばゲーム機やスマートフォンの使用などでうつむき気味の姿勢になる場合は、こまめにストレッチをする、定期的に休憩をとって身体を動かすなど、その姿勢が長時間続かないように心がけます。
子供用にタイマーを1つ用意し、30分に1回休憩を挟むことを約束させるなどして、定期的な休憩を習慣化するのもおすすめです。

肩や首に温かいタオルをのせる、湯船につかる、身体を温める食材を積極的に摂るなど血行を良くする習慣を意識することもおすすめです。血行を高めながらこまめなストレッチや適度な運動をすることで人間が持つ自然治癒力を高めることができます。

また、ゲーム機やスマートフォンを使用する時間をできるだけ減らすようにすることもストレートネックの防止につながります。

子供の運動不足を予防するためにも、ゲームは毎日30分だけ、移動中はスマートフォンに夢中にならないなど、ご家庭でのルールを決めてみるのもよいかもしれませんね。

子供が勉強を始めて机に向かうけれど、首や肩が勝手悪そうにして集中できていない。よく首や肩を動かして疲れたようにしている……。

上手く不調を言葉にできない子供のそういった動きが、ストレートネックのサインかもしれません。早期発見ができれば重症になる前に適切な治療が受けられ、改善の見込みも大きくなります。

子供たちが健やかに成長するためにも、日ごろから子供の様子や姿勢をよく見てあげてくださいね!

Photo:Bridget Coila

ならいごとキッズ
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