左利きは寿命が短いって本当!?左利きは矯正した方が良いの?

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90年代には、「左利きの人は、右利きの人よりも寿命が短い」という説が医療系ジャーナルに掲載され、センセーショナルにメディアなどで取り上げられることもありました。

左利き短命説を唱えた論文は既に誤りが指摘され、現在では右利きと左利きで寿命に大差はないとされています。

しかし、駅の自動改札やはさみ、筆など、この社会の多くのものが右利きの人用に作られていることも事実です。

子供が左利きの傾向にあるとき、右利きになるよう、いわゆる“矯正”をすることは本当に必要なのでしょうか。

左利きは10人に約1人。生まれつき決まっている?

左利きの人は全体の10%強。利き手が左右どちらであるかは、生まれつき決まっていると言われています。

特にこれまで、左利きの人は、右利き社会に合わせて小学校低学年くらいまでに左利きを右利きにする指導を受けているケースも多くありました。またペンや筆などで文字を書くときだけ右で、その他のことは左で行うという人もいますね。

左利きのメリットは?

左利きの人は文字を書くときや、色々な道具を使う時に扱いづらい思いをすることが多いです。

しかし、左利きにもメリットがあります。

左手は右脳と関わりが深いため、右脳を活性化させます。右脳は感覚・感性を司っているので、創造力や想像力が豊かなになりやすいのです。
最近では、大人になってからでも左手を使う練習をする人もいるようですね。

またスポーツなどの場合は、サウスポーとして左利きであることを強みにできるということもメリットの一つと言えるでしょう。

左利きは直した方が良い?左利き矯正の是非

一昔前までは、「左利きは損をすることが多い」と考えられ、小学校低学年ころまでに左利きを右利きに、時には無理やり変えることが一般的でした。

しかし利き手は脳の状態によって決まるため、たとえ“矯正”して右利きになったように見えても本当の意味で利き手が変わることはなく、本人は違和感を抱き続けてしまうと言われています。

また幼い子供のときに「左利きはダメ」と何度も言われることによって、子供が自信を失ったり、反発心を覚えたりすることにもなりかねません。

子供が左手を使って遊んでいるときにも決して叱ったりせず、自然に右手を使うように促してみる程度に留めた方が良いでしょう。それでも左利きであるようならば、左利きでも上手くやっていけるように、左利き用の道具を揃えるなど、できるだけ環境を整えてあげましょう。

左利きの場合は、右手の訓練も。左利きとうまく付き合って

無理に左利きを右利きに変更することはありませんが、やはり右利きの人に便利に作られている社会。

子供が苦労しないで済むよう、右手もある程度器用に使えるように訓練を少しずつ行っておくと良いですね。意図的に右手を使う遊びをする、両手を使うピアノなども良いかもしれません。

子供に無理のないように、うまく左利きと付き合っていけたら良いですね。

Photo:Felipe Lorente

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