小学校入学前から始めよう!性教育のためのおすすめ絵本6選

子どもの性教育 絵本

近い将来、子供が『性』 に興味を示すときがやってきます。

そのとき、親としてどのように対応すればよいのでしょうか。

子供のために必要不可欠な“性教育”。性についての話は、いつどのように伝えていけば良いのでしょうか。今回は、子どもの性教育におすすめの絵本をご紹介します。

性教育は小学校入学前からスタートさせよう

最近は子供の成熟が早くなってきていることもあり、初潮を迎える時期も早くなってきているそうです。

ですから、男の子と女の子の体の違いなどについては小学校にあがる前にはお話ししてあげると良いでしょう。文部科学省『幼稚園における性教育の目標、 指導内容』でも、早期からの性教育が重要とされています。

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比較的、女の子のほうが男の子より精神面の成長は早いと言われていますが、これは個人差が大きいことです。

パパやママが子供をよく観察して、適した時期を見極めましょう。

子供の疑問には、照れずに淡々と伝えてあげよう!

子供がどうやって自分は生まれたの?とパパやママに質問するときがきたら、照れたり、隠したりすることなく、淡々と伝えてあげることが大切です。

親が照れたり、「そんな話は子供がするな!」というような態度を取ってしまうと、子供は「親子の間で性の話はタブーなのだ」と思ってしまうかもしれません。

「あなたはお父さんとお母さんが愛し合って産まれたの」「あなたがお腹に来てくれたと分かったときに、パパもママも幸せだったよ」などと、子供を授かったときの気持ちも伝えてあげることで、子供は「愛している人の子供を妊娠することは嬉しいことなのだ」と感じるでしょう。

こういう話を親子でしっかりしていくことで、将来子供が性に対して無責任な行動はしてはならないという価値観を持つことにつながります。

絵本などを使って、性教育をするのもおすすめ

性教育が大切なことだということは分かったけれど、どうしても説明が難しい…と悩んでいるパパ・ママは絵本を使ってみましょう。

子供への初めての性教育に適した絵本を6冊ご紹介します。

『あかちゃんはどこから?』(ポプラ社) 対象年齢:2~5歳

作: ローズマリー・ストーンズ 絵: ニック・シャラット 訳: やまもとなおひで

男女の身体の仕組みの違いについて隠さず説明してくれる絵本です。

子供と大人の身体の違いや、どうやって妊娠、出産するのか、また妊娠中のお母さんの気持ちや様子、産まれたばかりの赤ちゃんの話についても、子供たちにわかりやすい言葉で、やさしく語りかけるように書いてくれています。

2~5歳を対象としているため、小さな子供でもしっかり理解しやすい絵本です。

『おんなのこってなあに? おとこのこってなあに?』(福音館書店) 対象年齢:2歳~

作・絵: ステファニー・ワックスマン 訳: 山本 直英

“女の子はピンクが好きで、男の子は青が好き”、“女の子は髪が長い”、“男の子は泣かない”、こんな固定概念を持っている人が多いと思いますが、この本は、男女の違いは体のつくりだけだと教えてくれます。

性教育としても、優れた本ですが、マイノリティを認めること、性別や国籍や人種の違いは関係なく、個性を認めることの大切さや必要性を教えてくれる本でもあります。

イラストではなく、写真が使われているのも特徴で、リアルに子供の目に訴えてくれる絵本です。

『ぼくのはなし』(童心社) 対象年齢:3歳~

『わたしのはなし』(童心社) 対象年齢:3歳~

作・絵: 和歌山 静子

この本の大きな特徴は、男の子向け、女の子向けに別々に書かれているという点です。

男の子向けの『ぼくのはなし』は、女の子を大切にしなくてはいけないこと、どうやって子供が生まれるのか、そして、子孫を残すことは大切だけれど、ちゃんと責任を取れる大人になるまではそういう行動をしてはいけないことなどを教えてくれます。また、女の子向けの『わたしのはなし』は、自分の身の守り方を教えてくれます。

男女がお互いに思いやり、無責任な行動に走らないようにするために子供に教えたい大切なことですね。

『なぜなのママ?』(アーニ出版) 対象年齢:幼児・小学生

作: 北沢 杏子 絵: やなせ たかし

絵は、『アンパンマン』でお馴染み、やなせたかしさんによるもの。

表紙からして、真っ裸の男女のイラストでパパやママをどぎまぎさせてしまいそうですが、やなせたかしさんらしい、あたたかいタッチの優しい絵で、さわやかにまっすぐに性と向き合っている性教育の本です。

「おとうさんのおちんちんから、お母さんのお腹に赤ちゃんのもとがはいっていく」というストレートな表現ですが、小さいうちにこういった性の知識のベースをさわやかに教えておくことができれば、その後、親子ともに照れてしまう年齢になってから性教育をするよりも、ずっとスムーズに対応できそうですね。

『ぼくどこからきたの?』(河出書房新社) 対象年齢:幼児・小学生

作: ピーター・メイル 絵: アーサー・ロビンス 訳: 谷川 俊太郎

どうして赤ちゃんが生まれてくるのか、ユーモアと楽しいイラストで明るく、しかし、一切のごまかしなく、的確に説明してくれている絵本です。

性行為についても、はっきりとした言葉で書かれていますが、いやらしいことではなく、両親が愛しあっていたという心の状況についても説明してくれているので、子供は「自分がパパとママが愛し合って、望まれて生まれてきたのだ」ということに気づく、良いきっかけにもなりそうな本です。

いくら「淡々と性について話すことが大切」と言われても、親子間の性教育というのは、年齢が高くなればなるほど、お互いに照れがでてきてしまい、伝えたいことをストレートに伝えられなくなってきてしまうのではないでしょうか。

ですから、まだ子供が小さいうちに、ぜひ絵本などを使って、性教育をスタートさせてみませんか? 性教育は、子供の将来を守る教育でもあるのです。

参照/
日経DUAL「子どもの性意識の初期設定こそ、親の大事な役割」
ハピママ「「性教育」に難しい説明はいらない! 親が子に本当に伝えるべき3つのこと」

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