子供の安全を守る!防犯について考えよう

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日頃ニュースを見ていても、子供の誘拐や殺害など痛ましい事件が後を絶ちません。警察庁の調べによると子供を狙った犯罪件数は年々増えているとのこと。

さらに、私たちが報道によって目にしている犯罪は氷山の一角。実際には非常に多くの犯罪が起きているのが現状です。

今回は子供を取り巻く事件と、防犯対策などについて見ていきましょう。

子供が被害者となる犯罪状況

子供を狙った犯罪には、主に次のようなことがあります。

・略取、誘拐

略取は、暴行、脅迫などの強制的な手段で連れ去り、犯人の支配下に置くこと。
誘拐はうまい話などで誘惑して連れ去り、犯人の支配下に置くこと。

・強制わいせつ

相手の意志に反して、強制的にわいせつな行為を行うこと。(たとえば、無理やりキスをすることなど)

・公然わいせつ

公的な場で、わいせつな行為を行うこと。(たとえば、公園などで裸になって人に見せることなど)

・強姦

相手の意志に反して、性行為を強要すること。

・恐喝

暴力や弱みを握ることで相手を脅し、お金や物品を奪うこと。

去年一年間で13歳未満の子供の連れ去り(略取、誘拐)は全国で100件を超えており、増加傾向にあります。中には犯人が捕まらず、行方不明のままの子供もいるのが現状です。

子供が犯罪に遭いやすい時間帯、場所と対策

子供が犯罪に巻き込まれないために、犯罪や起こりやすい時間帯や場所などを把握し、大人が守ってあげることが大切です。

犯罪が起きやすい時間帯:午後2時~午後6時、朝の登校時間

子供が一人で行動している時間に犯罪が起きやすくなります。また、7月~10月の夏に増加する傾向があります。

犯罪が起きやすい場所:駐車場や駐輪場、道路上、公園、エレベーター

見通しの悪いところ、建物の死角などがある場所は要注意。周囲に不審な車が止まっている公園などでは、中から様子を窺っている可能性があるので注意が必要です。

また、エレベーターは密室となるため犯罪が起きやすい場所です。

対策

・登下校はなるべく近所の友達と行うようにする

・路上で知らない人から声をかけられてもついていかないように徹底する。特に、どんな理由でも相手の車には乗らない

・子供が一人にならないように、必要であれば親が迎えに行くなどの対応を行う

・危険が感じられる公園(落書きなどがある公園は要注意)などでは遊ばせない

・家の駐車場・駐輪場などは、夜は照明を付ける。センサーライトも効果的

・エレベーターは知らない人と乗らないようにする。マンションのエレベーターには可能な限りカメラを設置し、監視している旨をシールなどで知らせる

子供と大人の「知らない人」は違う?!

学校や家庭では「知らない人についていったらダメ」と口を酸っぱくして子供に伝えていることでしょう。しかし、大人の「知らない人」と子供の「知らない人」の認識は違うことがあるので注意が必要です。

たとえば、時々見かけて挨拶をしている人、自分の名前を知っている人などには警戒心が緩みがち。

そこで「パパやママが知らない人にはついていっちゃダメだよ」「名前を呼ばれても、知らない人だったら反応しちゃいけないよ」など、具体的な例をあげつつ、保護者の視点も混ぜながら伝えましょう。

最近は「お父さんが怪我をしたから病院に一緒に行こう」など、親切を装って声をかけるケースも増えているとのこと。さまざまな状況を想定して、こういうときはどうするの?と普段から繰り返しシミュレーションしておくことが大切です。

子供と一緒に「安全マップ」を作ろう

親子で防犯の意識を高めるためにも、子供の通学路やよく遊ぶ公園などを一緒に歩き、「安全マップ」を作りましょう。

人気が少ない場所や、建物の死角になる場所を確認し、助けを求められる交番やコンビニなど場所を地図上に書き込んでおくと◎

また、子供が出かけるときには、「誰とどこで遊んで、何時までに帰る」ということを報告する習慣を付けさせましょう。

防犯ブザーはいざいというときに使える訓練を

子供が持つ防犯グッズとして最もポピュラーな防犯ブザー。危険を知らせる大きな音が出るブザーです。しかしいざというときに、近くになかったり、使い方が分からなくては意味がありません。

防犯ブザーを身に付ける場所やブザーの使い方は、事前によく子供に教えておきましょう。また、定期的にブザーが壊れていないか、音は出るかなどのチェックも行うことを忘れずに。

万が一のとき、咄嗟に大声で叫んで助けを求められるように練習しておくことも大切です。

備えあれば憂いなし

子供を狙った犯罪はいつどこに潜んでいるか分かりません。日頃から防犯の意識を親子で高めておくことはとても大切なことです。

また、子供の状況が細かく分かるよう、普段からよくコミュニケーションを取っておきましょう。

Photo:AngelsWings

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