子供の受験、いつがベスト?メリット・デメリットは?~幼稚園・小学校編~

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幼児期の『お受験』について、「中学受験は大変だから幼稚園や小学校のうちに学校に入れたほうが楽だ」という意見や、「小さなうちから受験させるのはかわいそう」という意見など、さまざまな意見があるでしょう。

また、住んでいる地域によっても、お受験に対する考え方が違うものです。

一概に、どの意見が正しい、どの意見が一番子供のためであるということは言えませんが、お受験にはメリットもあり、リスクもあるのが事実。

今回は、幼稚園・小学校のお受験に焦点を当てて、メリット・デメリットをご紹介します。

私立の幼稚園や小学校に通わせるメリットは、教育・友達・保護者などの環境の良さ

私立の幼稚園や小学校に通わせることのメリットは、教育理念がしっかりしているうえ、教師の異動も少なく教育レベルが一定していることです。

また、幼い子供に受験をさせたわけですから、教育熱心な家庭が多く、そういった環境で育ってきた、しつけの行き届いた育ちの良いお友達に恵まれます。

卒園・卒業後も系列の学校に内部進学することができる学校も多いのもメリットの1つでしょう。

一方、私立の幼稚園や小学校に通わせていると、学費などの教育費がかかるというデメリットはあります。文部科学省の『平成26年度「子供の学習費調査」』によると、私立幼稚園の学習費(学校教育費・学校給食費・学校外活動費)総額は公立幼稚園の2.2倍、私立小学校においては、公立小学校の4.8倍も!

教育費だけではなく、保護者同士のお付き合いもありますので、時間や金銭に余裕がない家庭には、少々大変かもしれませんね。

また、小さいうちから私立に通わせていると、近所でのママ友付き合いや、子供同士のお付き合いがなくなってしまうという可能性もあります。

受験の見極めは、幼稚園受験・小学校受験のメリット・デメリットを把握してから!

いざ「私立を受験してみよう」と決めても、次に悩むのは『幼稚園』と『小学校』、どちらのタイミングで受験をしようかなということではないでしょうか。

幼稚園受験と小学校受験には、どちらにもメリットとリスク(デメリット)があります。

両方のメリットやリスクをよく検討した上で、受験のタイミングを決めましょう。

◆幼稚園受験のメリット◆

幼稚園受験は子供の年齢がまだ幼いため、受験準備や合否結果などに対して子供の負担が少なくてすむと言われています。子供の負担が少ないうちに、良い教育環境にいれてあげられるのは、幼稚園受験の最大のメリットかもしれません。

また、志望する学校に、たとえ幼稚園受験で落ちてしまっても、もう一回小学校受験というチャンスが残されているため、どうしても入れたい!と思う学校があるパパやママには、幼稚園受験は逃せない機会となるでしょう。

さらに、エスカレーター式に小学校が併設されている幼稚園に合格してしまえば、小学校受験をする必要がないので、遊びたい盛りの年長時期に遊ばせてあげることができるのも魅力的です。

◆幼稚園受験のデメリット◆

一方で幼稚園受験は、まだ幼い時期に受験をするため、親であっても子供も性質が読みきれず、その幼稚園の風土が子供に合っているかどうかも分かりづらいもの。それゆえ、子供に本当に合った園を選んであげるのは、なかなか難しいといえるでしょう。

またせっかく苦労して幼稚園受験をしても、スムーズに内部進学できるとも限らないケースもあります。

内部進学がどのくらいの割合で可能なのかなど、事前にしっかり調べておきましょう。

◆小学校受験のメリット◆

特に男児の場合、幼稚園受験よりも小学校受験のほうが受験できる学校の選択肢が広がるので、無理に少ない中から選んで幼稚園受験をするよりも、小学校受験のほうがより希望にあった学校を選べるというメリットがあります。

また、子供がある程度成長し、個性が確立されてきている時期に受験するため、子供が本当にその学校に合っているかを判断しやすくなります。子供に合った学校に入れることは、子供がのびのびと成長できることにつながりますので、これは大きなメリットです。

さらに、幼稚園時代にさまざまな専門塾などで志望校別の対策を立てることができるので、受験準備がしっかりできるのも小学校受験を選ぶ利点でもあります。

◆小学校受験のデメリット◆

一方で小学校受験をする場合は、幼稚園に通いながら幼児教室や模試などにも通う必要があるため、幼稚園受験よりも子供の負担は増えてしまいます。

また、小学校受験は学校ごとに試験内容や傾向が違うことから、志望校別の対策を立てなくてはなりません。

つまり、何校か受験する場合は、それぞれの対策や準備が必要なのです。

それに幼少期と言えば、遊びたいさかり。この時期に受験勉強をさせるのは、子供にとってはとても大きなストレスになってしまう可能性も。

また、子供の出来や試験の合否によって、親の機嫌が変わってしまうようなことがあると、子供の中に“自己否定感”が生まれてしまうこともあるようです。

大切なのは、子供の性質や将来を見据えて選ぶこと

子供の受験を最小限で早期に済ませることで、時間を芸術やスポーツの才能を伸ばすために使ってあげたいと思うのであれば、幼児期の受験には大きなメリットがあるでしょう。

しかしパパやママが、子供に「自分の道は自分で切り開いてほしい!」と望んでいるのであれば、幼稚園からエスカレーター式に進路が決まってしまうお受験をさせるのは、デメリットとも言えるかもしれません。

幼稚園受験や小学校受験は、どちらかというと子供の意思より親の意思が強いものです。

親が子供の性格をよく見極めたうえで、将来子供にどのように育っていってほしいのかを熟考して、受験するのかしないのか、またはどのタイミングで受験するのかを決めることをおすすめします。

今回は私立幼稚園や小学校の受験についてご紹介しましたが、もちろん“受験しない”という選択もあるでしょう。

幼稚園・小学校受験にもメリットとデメリットがあるように「私立だから良い、公立だから悪い」ということはありません。地元の公立に通わせれば、地元のお友達が増え、地域の交流も深まりますし、パパやママにとっても「何かあったときにすぐにかけつけられる」「経済的な負担が少ない」など、さまざまなメリットはあるでしょう。

いずれにしても、子供自身の性質や、将来の希望に合った幼稚園・小学校かどうかを見極めることが大切! 子供の将来のためにも、親がしっかり考えてあげましょう!

参照/
AllAbout 「幼稚園受験のメリット・デメリット」
AllAbout「小学校受験のメリット・デメリット」
パピマミ「どっちを選ぶ? 「私立小学校」と「公立小学校」のメリット&デメリット」
小学校受験オールガイド「少子化の今こそ小学校受験が狙い目」
小学校受験オールガイド「小学校受験では一時のような熾烈な受験競争はなくなったが・・・」
ウーマンエキサイト「小学校受験のリスク(デメリット)とは?」
文部科学省「平成26年度「子供の学習費調査」の結果について」

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