どうしてダメなの?幼稚園や小学校でシャーペンが禁止されるワケ

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「幼稚園ではシャープペンシルは禁止」
「お子様には鉛筆を持たせましょう」

ときどき幼稚園や小学校で耳にするこの言葉。鉛筆よりもシャーペンが主流の今、なんでシャーペンはダメなの?と気になったことはありませんか?

鉛筆vsシャープペンシル

シャーペンがダメな理由、鉛筆がオススメな理由を説明する前に、まずは鉛筆とシャープペンシルの良い点と悪い点を比較してみましょう。

鉛筆の良い点

芯がやわらかく文字が書きやすい
濃淡が自由自在
削り方で芯の太さを変えられる
正しいペンの持ち方が身につく
安価で手に入る

鉛筆の悪い点

芯が短くなると削らなければならない
削ると短くなって持ちにくい。

シャープペンシルの良い点

デザインが豊富
芯を入れ替えれば長く使える

シャープペンシルの悪い点

芯が細く余計な力がいる
紙に引っかかってしまい文字が書きにくい
慣れないと芯がすぐに折れてしまう

ここまでだとどちらにも良い点と悪い点があり、どちらがいいかなんてわかりませんね。
それでは次に本題の、シャープペンシルよりも鉛筆がいい理由を説明します。

子供にとって「鉛筆」のほうがいい理由

皆様は、鉛筆の芯とシャープペンシルの芯の違いをご存知ですか?

鉛筆の芯とシャープペンシルの芯はどちらも黒鉛を原材料としていますが、そこに混ぜられているものが違います。鉛筆は粘土、シャープペンシルにはポリマーというプラスチックに似た素材が混ぜられています。ですから、同じHBの芯でも、芯のやわらかさと書き味には当然違いが出てくるのです。

文字や絵を書き始めるお子様は、鉛筆を使うことで書くときの力加減やペンの持ち方を学びます。
シャープペンシルでは力加減を変えても紙に書ける文字の太さは変わりませんし、やわらかく太いグリップでは、正しい持ち方が身につきません。

「習字」という面から見ると、鉛筆のほうがシャープペンシルよりもずっと優れているのです。

鉛筆を正しくもつことは学力向上へつながる!

余談ではありますが、児童かきかた研究所所長の高嶋喩氏によると、鉛筆の持ち方は学力に関係するようです。学力が急に落ちてしまった子供の鉛筆の持ち方を見てみると、

とんでもない持ち方をしていたそう!そこで、鉛筆の持ち方を正しく指導すると、みるみるうちに成績が向上したと高嶋氏は言います。

幼いころはクレヨンを握り締めお絵かきをする子供。文字を書くようになったとき、大人がしっかりと正しい持ち方を指導してあげなければ、癖のある持ち方は矯正されずにその後のお子様の学力にも影響していくそうです。

いかがでしたか?なぜシャーペンはダメなのか、という謎が解けたと同時に、鉛筆の奥深さにも気付いていただけたかと思います。「字を書く」という行為は一生モノ。ぜひ、お子様が気持ちよく文字を書けるようお手伝いしてあげてくださいね!

Photo:Capture Queen

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