成長と共にリスクも変わる!年齢別・家庭内事故死の要注意ポイントは?

家庭内事故死 注意点

好奇心旺盛でやんちゃな子供たち。何でも食べてみようとしたり、高いところにのぼったり、危ないものを触ろうとしたり……私たち大人が考えもしないことを次々にするので、日々気が気じゃない!というパパ・ママも多いのではないでしょうか。

また、家の中で一歩間違えば大怪我に繋がるような出来事があり、ヒヤッとした経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回は、朝日新聞が専門家と行った子供の事故死調査の結果を参考にしながら、子供の年齢別にリスクの高い事故や、その対策方法についてご紹介します。

0歳児は“睡眠中の事故”が多発!うつぶせ寝や窒息に注意!!

0歳児は睡眠中に事故死することが多いようです。

『乳幼児突然死症候群(SIDS)』といって、元気だった赤ちゃんが寝ている間に突然亡くなってしまうケースがあります。

突然死の原因はさまざまで、解明しきれておらず防ぎようがない部分もあります。

しかし、対策としてまずは、窒息を予防することが大切です。

うつぶせ寝や添い寝時の押し潰しに要注意

寝返りがまだちゃんとできないのに、うつぶせで寝てしまう赤ちゃんもいるようです。

この『うつぶせ寝』は、窒息のリスクが高くなるので危険。特に、自分で寝返りができない小さな赤ちゃんの場合にはうつぶせ寝にならないよう注意し、寝相が悪い子の場合には、うつぶせになるのを防止するクッションなども利用しましょう。

また、赤ちゃんと一緒に眠っている場合には、パパやママの腕などの体の一部で赤ちゃんを窒息させてしまう危険性もあります。

添い寝して寝かしつけている間にパパ・ママも寝てしまわないようにする、赤ちゃんが熟睡したら安全なベビーベッドに移すなどの対策をしましょう。

とは言え、生まれたばかりのかわいい赤ちゃんと一緒に寝たい! というパパやママも多いはず。そんなときは、『ベッドインベッド』や、『スナグルネスト』 など、赤ちゃんにとっての安全地帯を用意しておいてあげることをおすすめします。

ベッドインベッド
ベッドインベッド2

柔らかすぎるものはNG!赤ちゃんにはある程度硬さのあるものを

大人にとっては心地が良い『ふかふかの柔らかい寝具』や『赤ちゃんのためのぬいぐるみ』なども、赤ちゃんを窒息させてしまう危険性があります。赤ちゃんの寝具はある程度硬さのあるものを選び、寝ている赤ちゃんの周りにぬいぐるみなどの物を置かないという配慮が必要になります。

その他に注意すべきことは?

加えて、0歳児の赤ちゃんは、ベビーカーごと転倒したり、親がかがんだときに、抱っこ紐の隙間から落下したり、抱っこしたパパやママの転倒に巻き込まれたりというケースも多いそうです。

まだ自分の思い通りに動けない0歳の赤ちゃんを守るためには、親が細かい配慮を続けることが必要です。

1~2歳児は、好奇心いっぱい!行動範囲が広がり、お風呂や食卓での事故が多くなる

自分で思うように動けない0歳児と違い、1~2歳児は自分の意思で動くことができるようになり、行動範囲がどんどん広がっていきます。

また、「あれはなに?」「これを触ってみよう」「口に入れてみよう」と好奇心が育つ時期でもあるので、思わぬ事故に巻き込まれてしまうこともあるでしょう。

入浴中は子供から絶対に目を離さない!

中でも、1~2歳児に多いとされているのが『お風呂での事故』です。

1歳の男の子がベビーバスで入浴中、親がトイレに行っている間に意識不明になってしまった、など子供だけで入浴している間の事故や、子供と入浴中に家族がうっかり眠ってしまい、子供が溺れてしまった……などのケースもあります。

子供はほんの少しの水でも溺死してしまう危険性があります。ですからほんの少しの間でも、子供を1人で入浴させないようにしましょう。

一緒に入浴していたとしても、親が髪を洗っていて一瞬目を離した隙に浴槽で溺れてしまったという悲しい事故も起こっていますので、浴槽には常に注意を向けておくように気を付けてくださいね。

浴槽にお湯を残さないようにする

お風呂にお湯を残したままにしておくと、いつの間にか子供がお風呂に忍び込んで溺れてしまう危険もあります。子供が小さいうちは残し湯をせず、一回一回お湯を捨てておくことをおすすめします。また、浴室のドアにカギを取り付けるなど、水場に子供が入れないようにするのも対策として有効です。

食卓で注意すべきことは?

1~2歳の時期は、『食卓での事故』も増えてきます。

食べ物をのどに詰まらせる、椅子からの転倒、テーブルの角に頭をぶつける、などの他、包丁やガス、洗剤など、食卓付近は危険がいっぱいです。

子供が食卓にいる間は、パパやママがそばについてできるだけ目を離さないようにしましょう。

また、この時期は階段やベッド、椅子やソファーからの転倒・転落事故も多いようです。

のぼってほしくない場所には柵をつけておくなど、安全対策をしておきましょう。

ますます行動が活発になる3歳以降は、転倒や転落に気をつけて!

3歳になると、子供たちは外で活発に遊ぶ機会も増えてくるので、このころから家庭内事故だけではなく、『屋外での事故』も増えるようです。

転落が増える時期。踏み台になるものがないか要チェック!

マンションのベランダや窓からの転落事故で子供が亡くなる事故が多数起こっています。こういった事故を防ぐために、ベランダや窓際に踏み台になるようなものは置かないようにしましょう。

家の中でも、子供が触ると危険なものは高い場所においているというご家庭も多いと思いますが、その場合も、踏み台になるものが側にあったら効果はありませんので注意しましょう。

また、自転車のチャイルドシートに放置して親が買い物をしている間に転倒してしまい大怪我をする子供もいます。子供を自転車のチャイルドシートに乗せたままその場を離れることは絶対にやめましょう。

大きくなったからと油断は禁物!子供から目を離さないことを大原則に

自宅外でも、親が少し目を離した隙に浅いプールで溺れる、公園の遊具に洋服の紐がひっかかり首が締まってしまうなど、悲しい事故が起きています。

「もう3歳だから」「ほんの少しの間だから」などの油断は禁物です。子供を自転車のチャイルドシートに乗せたままその場を離れることも避けましょう。

体は大きくなっても、まだまだ幼児です。

公園やプール、エスカレーター、階段など、あちこちに危険が潜んでいます。子供から目を離さないよう、この年齢になっても引き続き注意しておきましょうね。

親の工夫や見守りだけで防げる事故がある

家の中にも外にも危険は多く、悲しい事故のニュースや、こういった事故例の紹介などを目にすると、何でも先回りして「あれもだめ!これもだめ!」と言いたくなってしまいます。

しかし、何でも禁止してしまうと、子供の好奇心や冒険心を摘んでしまう可能性も……。

ご紹介したように、子供が入ると危ないところに柵や鍵をつけたり、お風呂は常に空にしたりといった工夫だけでも、子供が事故にあうリスクはぐっと下がります。

できるだけ「だめ!」と言わずに済むよう、あらかじめそっと対策をしておきたいものですね。

一番大切なのは、子供から目を離さず近くで見守っていることです。そうすれば、危険にすぐに気づき、もし何かが起きてしまった場合でも大事に至らずに済む可能性が上がります。

今回の記事を参考に、身近な危険について見つめ直してみてくださいね。

参照/
朝日新聞デジタル「子供の死を防ぐには 事故・虐待…記録4952件分析」
朝日新聞デジタル「(小さないのち)ある日、突然:5 転落 三輪車・ベッドが踏み台に」
東京くらしWeb ヒヤリ・ハット調査 「乳幼児の転落・転倒による危険」
ほいくらいふ「午睡編~乳児死亡事故事例集~ヒヤリハット!」
東京都「乳幼児の転落・転倒事故防止ガイド」
ベビータウン「家庭内の事故をゼロに!」
保育のお仕事「保育士さんは100%経験?!ヒヤリハットから学ぶ子供の安全対策」

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