風邪じゃないかも?秋に注意したい感染症~RSウイルス~

2015.8.27 autumn

季節の変わり目は体調を崩しがち。中でも、子供は「RSウイルス」にかかりやすく、その患者数は年々増加しています。重症化すると入院することもあるため、どのような病気かしっかり押さえ、予防に努めましょう。

重症化のおそれも!「RSウイルス感染症」とは

RSウイルス感染症は、通常秋が始まると感染が確認され、12月~1月にピークを迎えます。特にこの時期は予防に努めることが必要です。

RSウイルス感染症は、実は2歳までの間にほぼ100%のお子さんがかかる病気です。症状が風邪と非常に似ているため、軽い場合はそれと気づかず、病院にも行かずに治ってしまうケースも多く見られます。しかし、RSウイルス感染症は重症化することもあるので注意が必要なのです。

特に気を付けなければならないのは、乳児、特に生後6ヶ月未満の赤ちゃんです。また、早産だった赤ちゃん、心臓や肺、神経、筋肉に疾患を持つお子さん、免疫不全の疾患を持つお子さんなどは、重症化しやすいのでしっかり予防しなければなりません。

また、飛沫や接触でうつる感染力が強いウイルスですので、上のお子さんがいる場合にも気を付けてあげましょう。

RSウイルス感染症の症状とは

RSの典型的な症状は、鼻水やのどの痛み・せき・熱などで、風邪の諸症状とよく似ています。そして、たいていの場合1週間程度で治ってしまいます。何度もかかりますが、年齢が上がるほど症状は軽くなり、大人では気づかないこともあるほどです。

しかし先ほども述べたとおり、重症化すると大変な病気です。せきがひどかったり、息をするとぜいぜい音がしたり、呼吸が苦しかったりという症状がある時は必ず受診するようにしましょう。放置すると気管支炎や肺炎になってしまうこともあり、入院しなければならないこともあります。

風邪と見分けがつきづらい病気ですが、特徴的なのは38度以上の熱が出ることと、呼吸器系の症状が強いこと。原因ウイルスをやっつけるような特効薬はありませんが、対処療法で咳止めなどを処方してもらうだけでもだいぶ楽になります。

RSウイルス感染症の予防とは

感染力の強いRSウイルスですが、消毒の効果が出やすいという特徴もあります。家庭での予防が肝心です。

①咳をしている人は子供に近づかない

家族(親や兄姉など)が咳をしている時は、マスクをしてもらい、乳幼児との接触を少なくするようにします。

子供本人も、嫌がるようでなければできるだけマスクをして過ごしましょう。子供が多く集まるような場所では特に感染リスクが高いので、マスクをつける練習をしておくと安心です。

②手指やおもちゃなどをこまめに消毒、手洗いうがい

外出から戻ったら、手洗い・うがいを必ず行います。薬用せっけんを使った正しい手の洗い方を家族全員でおさらいしておくといいですね。うがいは水でもいいですが、緑茶や紅茶を使うとより効果的。お茶は薄く色が付く程度の出がらしでOKですし、子供がうっかり飲んでしまっても安心です。

家族に咳などの症状が見られる時や、遊びに来たお友だちが咳をしていた時などは、ドアノブやおもちゃなど、共通して触るものをアルコールで拭くように心がけましょう。

RSウイルス感染症は、ほとんど全ての子供がかかる病気であり、通常であれば風邪程度の症状で収まるので、必要以上に恐れる必要はありません。しかし、呼吸器系に症状が出やすいお子さんは重症化しやすいので、注意が必要です。

子供だけでなく大人もかかり、家族から子供に感染することもあるので、家族全員で予防に努めるようにしましょう!

ならいごとキッズ
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