5歳以上は要注意!『おねしょ』と『夜尿症』の見分け方

夜尿症 おねしょ 5歳以上

寒い時期になると増えてくる子供のおねしょ。もしかしたら、中には小学生になってからもおねしょが頻繁に続いているという子もいるのでは?

5歳以上の子供で、月1回以上のおねしょが3カ月以上続いている、という場合は要注意! もしかしたら、治療が必要な『夜尿症』かもしれません。

小学生になってからのおねしょは、家族も子供にとってもストレスになりがち。また、「失敗した」という思いの繰り返しは子供の自尊心や生活の質の低下にもつながるので、早めに治療しましょう。

『おねしょ』と『夜尿症』、違いは?

寝ている間の“おもらし”は、乳幼児期の場合『おねしょ』といいますが、5~6歳(小学校入学前後)の場合は月に数回以上続く場合“病気”と捉え、一般的に『夜尿症』と呼びます。

夜尿症の主な原因には以下のことがあげられます。

  • 夜間に出るおしっこの量を減らすホルモンが十分でない
  • 膀胱(ぼうこう)の容量がまだ小さく、おしっこを溜められない
  • 尿意をもよおしても目が覚めない

また、この他遺伝的な要因も関係していることが知られています。

治療の基本は日常の中での生活改善!

夜尿症の治療は、まずは生活改善が基本となります。以下のような生活改善を行うだけで、子供の約2~3割はおねしょをしなくなるんだとか!

  • 規則正しい生活をする
  • 日記をつけて排尿の頻度と夜尿の量を知る
  • 寝る2~3時間前には夕食を終わらせる
  • 夕食以降の水分摂取を控える
  • 寝る前に必ずトイレに行く
  • 塩分を控える
  • 冷えから守る

しかし、このような生活改善を行っても夜尿症が治らない場合、薬物療法(ホルモンの役割を補う薬の服用)やアラーム療法(水分を感知するセンサーを下着につけて寝る)といった専門的な治療に進むことになります。

夜尿症にはいろいろな原因が絡み合っていることもあり、ひとつの治療だけで治るというものではありません。また、治療には1年ほど期間がかかるといいます。様子や経過を見ながら長い目で治療にあたることが必要になります。

子供の心のケアも大切!家族が気を付けるべきことは?

子供にとって夜尿症は心の負担も体の負担も大きなもの。周りの家族が温かく見守ることが一番です。

おねしょ(夜尿)が何度も続くと心配になったり、家族も寝不足になったりで、つい夜中に無理に起こしてトイレに行かせてしまうこともあるかもしれません。けれど、その行動は、眠るリズムを崩して膀胱の働きが悪化したり、寝ている間におしっこをする習慣がついて逆効果になってしまうことも。

家族は、子供に深い理解を示して“起こさない・焦らない・怒らない・ほめる・比べない”ことを意識することが大切です。本人が自信をつけるように、家族で協力することを心がけましょう。

なんとなくマイナスなイメージを持ちやすいおねしょですが、治療が必要なおねしょは恥ずかしいことでもなく、家庭でのしつけや本人の性格の問題でもありません。

以下で紹介するサイトでは、夜尿症のセルフチェックや診療してくれる機関を調べることができます。気になる方や悩んでいる方は早めに医師に相談をしましょう。

夜尿症セルフチェックリストはこちら
診療機関の検索はこちら

参照/
おねしょ卒業プロジェクト「夜尿症とは」
おねしょ卒業プロジェクト「おねしょQ&A」
おねしょ卒業プロジェクト「治療について」
日本夜尿症学会「夜尿症診療のガイドライン」
朝日新聞デジタル「おねしょするのはなぜ?」

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