「よくできたね」だけでは逆効果!?子どもが自信を失うNGなほめ方5つ

子供をダメにする褒め方

育児には“ほめること”が重要だといわれます。「些細なことでもとにかくほめるようにしている」「叱らずにほめることで子供を伸ばしてあげたいと思う」など、”ほめる育児”を実践している方も多いでしょう。

でも、”ほめ方”に気を付けたことはありますか? 間違ったほめ方をしていると、ほめる育児の効果がないばかりか、子供が自信を失ったり自己肯定感が低下したりと、逆効果になってしまうこともあるそうですよ。

今回は、ほめ方のNG例を5つご紹介します。ご自身のほめ方を見直してみましょう。

NG1:気持ちを込めずにほめる

「へー、そうなんだ。すごいじゃーん」「えらいえらい」など口では言いながら、目はテレビやスマホにくぎ付け…こんなほめ方をされても、子供にとって全然嬉しくないですよね。

子供は敏感ですから、親が本気ですごいと思っているのか、ほめてくれているのかをすぐに見抜きます。口先だけで適当にほめることを繰り返していると、「ママは私に興味がないのかな」「ぼくのこと認めていないんじゃないかな」と不安になってしまうんです。

ほめるときは、子供の顔を見て気持ちを込めて思いを伝えましょう。

NG2:ほめ言葉が漠然としている

「お母さん、これ私が作ったんだよ」「今日こんなことがあったんだよ」…そんな子供の話しかけに対して「とっても上手だね」「すごくいいことをしたと思うよ」なんてフワッとした返事をしていませんか? 親はほめているつもりでも、認めてほしい気持ちでいっぱいの子供にとってはちょっと物足りないかもしれません。

子供をほめるときは、”何に対してほめられているのか”を具体的にすることが大切。「すごく上手にできているね。特にここの色遣いがママは好きだなー。素敵!」「いいことをしたね。小さい子にも優しくできたんだ。お母さん嬉しいな。」といったように、全体的なことと同時に部分的なことも取り上げて、言葉にしてあげましょう。「そうか、僕にはそんないいところがあったんだ」と、子供が気づけるきっかけにもなりますね。

NG3:結果しかほめない

鉄棒ができるようになった、自転車に乗れるようになった、習い事で進級した…などなど、子供がなにかを達成したときは思いっきりほめてあげたくなりますよね。もちろんそれ自体は悪いことではありませんが、“できた”という結果ばかりをほめるのはNG。

失敗したときに極度に落ち込んだり、自信を失ったり、また失敗を恐れて挑戦を怖がるようになってしまいます。

ほめるのは結果より、過程や頑張り! たとえうまく行かなかったときでも、そこに至るまでの努力をほめてあげましょう。

NG4:人と比べてほめる

子供は、基本的に負けず嫌いです。周りの友だちや兄弟と比較して自分がどうか、ということを気にします。だから、他人に勝っていたときはとても嬉しいもの。「ずっと勝てなかった○○君にかけっこで勝てた!」「友だちのなかで一番早く自転車が乗れるようになった!」といったことがあれば、満面の笑みで、親に報告に来るでしょう。

でも、そこで親までが「○○くんより早かったなんて、すごいね!」「一番早く乗れるって、かっこいい!」などと、“他人に勝っていること”に焦点を置いてほめるのはよくありません。人に負けたときの自分に、価値を感じられなくなってしまうからです。

中学校で学年1位だった子供が、難関高校に進学したとたんやる気を失ってしまう例もよくあります。自分よりもレベルの高い集団に入ったときにも、自暴自棄にならずに前向きに頑張る気持ちを育てるためには、他人と比べてほめることよりも“努力や過程をほめる”“過去の自分と比較して、その成長をほめる”ことに重点を置くことが大切です。

NG5:ほめる内容やほめ方にブレがある

同じ行動をほめるときもあればほめないときもある、そんなブレがあれば、子供も混乱しますよね。「気分がいいときはほめるけれど、忙しいとつい流してしまう」「家では大げさにほめてあげるけれど、外出先では恥ずかしいからほめない」、そんな方は要注意です。

なにか(行動)をしたことによっていいこと(ほめられる)があれば、子供は“またしよう”という意識に繋がります。このような経験を繰り返すうちに、“よい習慣”として定着していくのです。

しかし親のほめ方にブレがあると、ほめることで定着するよい習慣が身に付かず、親の顔色ばかり見て行動することにも繋がりかねません。

“行動→ほめる”までの時間は短ければ短いほど効果的です。よい行いをしたらすかさずほめてあげるようにしましょう。

“ほめる”ということは、「お母さんは、あなたのこんなところをいいと思っているよ」「こんなところが好きだよ」と伝えてあげることです。

子供は成果や評価にとらわれがちですが、「十分な結果が出なくてもあなたはこんなにステキなんだよ」ということが子供自身にもわかってもらえるようなほめ方をしたいものです。

大げさな口調でほめたり、ハグしたりするのが恥ずかしい…という方もいるでしょう。そんな形にはとらわれなくていいんです。静かなトーンでも、思いをこめてほめることの方が大切。正しいほめ方でたくさんほめて、子供の自信を深めてあげましょう。

PHOTO/Marius Pirvu/Shutterstock
参照/
All About「子供がやる気になる! 心理学を活用したほめ方のコツ7」
ベネッセ教育情報サイト「ほめると伸びるは勘違い!?ほめ方を間違えないための注意点」

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