『虫取り』に脳育効果が…!?子供の好奇心を育む昆虫採集の効果的な楽しみ方

虫取りが脳を育む

もうすぐ夏休み。子供とのレジャー計画を立てているパパやママも多いのではないでしょうか。

ぜひ今年の夏にチャレンジしてみていただきたいのが“虫取り”!

近年は、都会育ちで虫に触れる機会の少ない子供が多く、パパやママも虫嫌いな場合は虫取りに積極的になれないかもしれませんが、虫取りは子供たちにとって脳や心に良い影響を発揮するんだそうですよ!

脳を刺激して、心も育む!虫取りをして飼育してみよう!

『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)の著者で、脳の発達やメカニズムの研究で有名な瀧靖之さんは、子供の好奇心と脳を刺激する秘密道具の中のひとつとして“虫取り網”をあげています。

瀧さんの家庭では実際、子供が図鑑で虫を見つけると、虫取り網を持って公園に探しに行くといいます。このようにして図鑑の中のバーチャルな世界と現実の世界を、実体験をとおして結びつけることで、子供の好奇心は大きく育つんだとか。

子供の好奇心を刺激することができれば、子供は自ら学びを深め、伸びていくのだといいます。

また、埼玉大学教育学部で行われた研究によると、幼児期に虫を飼育すると、命への思いや他者への思いやりを育む効果があるんだとか。

たとえば、毎日世話をしていたアゲハ蝶の幼虫がサナギになったものの蝶になれなかったケースに接した幼児は、蝶になることの難しさや命の儚さ、生きることの大変さを感じたそうです。

また、ダンゴムシを楽しく世話をしていた幼児が、死んでしまったダンゴムシには怖さを感じ、触れなくなったことから、子供なりに死を受け止めている様子が伺えたとか。

虫取りに出かけて、その取った虫を飼育すれば、子供の好奇心や心を育む効果が一石二鳥で期待できそうですね。

虫取り網をもって、昆虫採集にでかけよう!

子供の成長に良い影響を及ぼす虫取り。さっそく夏休みといわず、次のお休みにでも昆虫採集にでかけてみてはいかがでしょうか。まず、虫とりにいくためには準備が必要です。

虫取り網や虫かごは必需品ですが、小さな虫を捕まえたときは虫かごだと隙間から逃げてしまう場合も。空気穴があいている小さなプラスティックケースも用意しておくと良いでしょう。

夏は肌を出しすぎる服装だと、蚊にもさされやすく、植物のトゲで傷を作ったり、かぶれてしまう場合も。

ハチやアブ、毛虫などの害虫から身を守るためにも、できれば長袖や長ズボンで肌を出しすぎないようにし、靴もサンダルは避けるようにしましょう。虫除けスプレーなども持っていると安心です。

木の上から頭に虫が落ちてくることもあるので、帽子も忘れずに。これからの時期は熱中症対策としても必須です。

昆虫の見つけ方のコツは、「あちこち動き回らず、ここという場所を見つけたら、その周囲をじっくりチェックする」ことです。

草花の葉っぱの裏を見たり、樹木の皮の裏側をのぞいてみたりしてみましょう。

虫がいたら、網をすばやく振って、虫が入ったらすぐに出口をふさぐようにしましょう。

草むらの中で網を左右にふるだけで、中に虫が入っていることもありますのでトライしてみましょう。

見つけた虫や取った虫は、必ず図鑑でチェック!事前に探す虫を図鑑で見ておくのももちろん良いですが、見つけた虫は、あとから図鑑で調べるようにしましょう。

どんな生き物なのか、どういうものを食べているのかなど、図鑑で調べたり昆虫日誌にまとめたりすることで、子どもの好奇心や探究心を育みます。最近は持ち歩きができる小さなサイズの昆虫図鑑もあるので、持参してその場ですぐ調べるのも良いでしょう。

取った虫はそのまま飼育してあげてもよいですが、飼えないという場合は、観察し終わったら自然に戻してあげるようにしましょう。もちろん飼育すると決めたらしっかり最後まで責任を持つことを教えることも忘れずに。

新宿御苑・京都御苑・皇居外苑などの国民公園・森林公園・緑地公園や植物園など、都会でも虫に触れ合える場所はたくさんありますよ。

この夏は、ぜひ子供と一緒に虫取り網をもって出かけてみませんか?

PHOTO/GraphicsRF/Shutterstock
参照/
埼玉大学紀要 教育学部「虫との関わりが幼児の社会性の発達に与える効果について」
Googleブックス「16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ」
こどもの国「虫とりをしてみよう」
こどもブログ「昆虫採集のコツ – 場所探し、見つけ方、捕まえ方、自由研究」

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