キャメロン・ヘロルド「子供を起業家に育てよう」ーTEDよりー

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みなさんは、子供を起業家に育てたいと思いますか?学校で教育を受ける中で、「起業家になろう」とすすめられて教育を受けることはなかなかないですよね。しかし、起業家の素質がある子供には起業家になる方法を教えることで、素質や才能を最大限に活かすことができるのです。

キャメロン・ヘロルドのスピーチでは、子供を起業家に育てる方法について紹介しています。

出典|TEDxEdmonton:キャメロン・ヘロルドー子供を起業家に育てよう
http://www.ted.com/talks/cameron_herold_let_s_raise_kids_to_be_entrepreneurs/transcript?language=ja

学校で教えてくれない起業家になる方法

『私たちは教室で子供たちにすべきでないことを教えています。叩かない、噛み付かない、汚い言葉を使わない。私たちが子供たちに教えているのは、良い仕事を得る方法です。学校システムが子供に勧めるのは、医者や弁護士や会計士や歯医者や教師やパイロットになることです。そしてメディアは、モデルや歌手やシドニークロスビーみたいなスポーツ選手になるのがカッコイイと言っています。MBAプログラムは起業家になる方法を教えていません。』

※シドニークロスビー カナダのアイスホッケー選手

確かに学校では、算数や国語、社会といった科目学習、社会のマナーやルールを学ぶ道徳の授業があり、学習塾では受験に合格する学習方法を学べますが、起業家になれる方法は学べません。成績が良いと「優秀な生徒」という評価を得ることができますが、あくまでも会社で働く要素しか身につけていないのです。
起業家の素質を持つ子供は、裏ワザを見つけてゲームを攻略したり、宿題を仕上げるために人を雇ってお金を払ってやってもらうなど、リスクを理解しながらいかにお金を得るかを考えて行動するのです。

時に失敗をして怒られてしまうこともあるかもしれません。しかし、失敗をバネに次のビジネスで同じことを繰り返さないようにしながら少しずつ成長していくのです。

キャメロン・ヘロルド氏は父親から起業家になるべくさまざまな指導を受けて育ちました。

起業家の素質を学べるチャンス

『私がやった最初の事業は、7歳でウィニペグでのことです。部屋に長い延長コードを引き込んで町中のクリーニング屋に電話をかけ、ハンガーに幾ら出してくれるか聞いていました。母が部屋に入ってきて尋ねました。「ハンガーをどこから手に入れるつもり?」私は、「地下室に来て」と言い、下に降りていき押し入れを開けました。そこには私が集めたハンガーが千本くらいもありました。他の子たちと遊びに行くと言いながら私は近所の家を回ってハンガーを集め、売るために地下室にため込んでいたのです。何週間か前にお金に換えられると知ったためです。』

「安く仕入れて需要のあるところに売る。」たったそれだけのシンプルなことですが、どこにニーズがあってサービスを必要とする人がいるかに目を向けることが、起業家に育てるコツと言える例ではないでしょうか。
サービスを求める人を自力で探し出すエネルギーと情熱も必要ということが分かります。日常のいたるところに起業家の素質を学べるチャンスが転がっているかもしれません。

お金を無駄にしないことを教える大切さ

『子供たちにゲームを買う代わりに起業家の素質がある子供には、素質を伸ばせるようなゲームを与えてはどうでしょう?お金を無駄にしないことを教えるのです。バンフで 道路の真ん中へ行けと言われた時のことをよく覚えています。私が1ペンスを道に投げたので父が言ったのです。「拾ってこい」「働いて得た金だ 1ペンスたりとも無駄にするな」。私はこの教訓を今日まで心に刻んでいます。』

道に投げたお金を拾わせる行為は、賛否が分かれそうですが、お金を無駄にしてはいけないことを学ばせる機会は必要です。
子供はゲームや玩具を買ってもらうと喜ぶことでしょう。親としても子供が喜ぶ顔を見るとうれしいものです。しかし、自分で何とかして欲しいものを手に入れようという意欲を持たなくても自動的に手に入ることから、受け身の姿勢になってしまいかねません。

起業家ならば与えてもらうのではなく、自ら手に入れて得ようとする底力が必要なのです。欲しいものを得るために、相手のニーズを見極める、価格交渉をするなど、親や社会から得るスキルを学ぶことが大切なのです。

『子供たちは貯金箱を2つ持っています。稼いだりもらったりしたお金の半分は家用口座に半分はオモチャ用口座に入れます。オモチャ用口座のお金は好きなように使えます。家用口座のお金は6ヶ月ごとに銀行へいっしょに預けに行きます。』

自分の力で稼いだお金をいかに使うか考えることで、幼い頃から貯蓄の習慣を自然と身につけることができます。
「クリスマスには念願の玩具を買いたい」「この資金を元に新しいことにチャレンジしたい」など子供なりに将来のことを考えながらお金の使い方を学んでいくのです。自分でアイデアを出して得たお金は大切にしますし、もっと大きな富を得たいという意欲にも変わることでしょう。幼い頃から本当の意味でお金のあり方と使い方を身につけられるのです。

起業家に育てるというのは簡単なことではないという方もいらっしゃることでしょう。しかし、物事の捉え方や考え方を教え、周囲を観察してアイデアを出すことを習慣にしていると起業家としての道が近いかもしれませんね。

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