実は4歳?サンタを信じるタイムリミット

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子供たちにとってクリスマスの楽しみといったら、なんといってもサンタクロースからのプレゼント。でもちょっと待ってください!子供たちって一体何歳までサンタさんの存在を信じているのでしょうか?もしかしたら、サンタはいないってなんとなく気づいている子がいるかもしれませんね。

実在しない架空の存在を「本当はいないんだ」と思えるようになるのはだいたい4歳頃から

これまでの研究では、アンパンマンや、仮面ライダーなどの架空の存在を信じるのは4歳程度までとの報告が出ています。ただ、もちろん個人差もあります。中にはアンパンマンはいない!と言っている子が仮面ライダーを信じていたり……なんてこともあるようです。でもこれって、もしかしたらアニメーションと実写版の受け止め方の違いかもしれませんね。

とりわけ、子供たちにとって決して出会うことがない優しいサンタクロースへの思いは強く、その存在を長い間信じている子供も多いようです。これも子供たちにバレないようにプレゼントを用意する、親の涙ぐましい努力の結果かもしれません。

子供に夢を与えるサンタクロース

クリスマスが近くなると、ことあるごとに「いい子にしていないとサンタさんは来ないよ」って言ってはいませんか?実に90%の親たちは「サンタからのプレゼント」を利用して子供に言葉がけをしているようです。サンタの力は絶大で、この言葉を信じて「いい子」になってくれる子供がほとんどなんだとか。

もちろんサンタクロースはしつけのためだけに使われているわけではありません。どの親御さんも子供たちに「夢」を持ってもらいたいと考えていますよね。悲しい事件や恐ろしい出来事なども多い世の中で、夢を持ち楽しむことができるイベントがクリスマスなのかもしれませんね。

サンタクロースにまつわるエピソード

サンタクロースにまつわるエピソード
子供達にとっては待ち遠しいクリスマス。しかしこの時期になるとどの家庭でも子供からのサンタクロースに関する質問攻めに苦労しているようです。
ここでサンタクロースにまつわるエピソードを2つほど。

サンタクロースエピソードその1 ある親子の会話から

息子:サンタさんに会いたいなぁ。お顔見たい!!
母:サンタさんは姿を見られると「融けちゃうのよ」
  (しまった!融けるのは雪だるまだ!という表情)
息子:エェ~~~!!とけちゃうの??
母:だからサンタさんはこっそり姿を見られないようにお家に入ってくるのよ
息子:じゃぁ・・・おめめ覚めても、おめめつむってる・・・

引用:大手小町「サンタさんの正体」

サンタクロースエピソードその2 ある思い出話から

私がまだサンタさんを信じていた頃、クリスマスイブの夜になると、遠いところから来て大変だから!と言って、ジュースとケーキを机の上におき、サンタさん毎年ありがとうと書いたメモを添えていました。
そしてあるクリスマスの日、空になったグラスとお皿の横のメモ用紙に、「こちらこそいつもありがとう」と返事が書いてあったのです。その返事の字がこれまた汚い。
とんでもなく汚い。まるでミミズがのたくったような字とはこのことだ、というような字でした。返事を書いてくれたのは嬉しいけど、サンタさんって字上手じゃないんだ、と勝手ですが少し意外に思いました。

それから暫くして、夜父に宿題を見てもらっていた日のこと。
父が書いた字が、あのサンタさんの字にそっくりなんです。というより、サンタさんの字そのものだったんです。
その時、クラスで何人かの男の子たちがサンタさんって親なんだぜ!と言っていたことを思い出しました。
それまではサンタさんからはちゃんと毎年手紙も来るし、サンタさんが親なんて嘘だと思っていたのですが、何だかすっとその誤解がとけました。ああ、サンタさんはお父さんだったのか…と。

引用:大手小町「サンタさんの正体」

いつ頃「いない」ことに気付くものなのか

では、子供たちはいつサンタクロースが「いない」ということに気付くのでしょう。

4歳ごろまでの子供は、サンタクロースを「空飛ぶ魔女」や「火を噴くドラゴン」のように世界のどこかにいるかもしれないファンタジックな存在としてとらえているようです。しかし、幼児期の終わりから児童期中頃になると、子供達は明らかにサンタクロースに疑いの目を向け始めます。「サンタさんはどうして一晩で世界中をまわれるの?」「鍵のかかった家にどうして入れるの?」など親が困るような質問を投げかけるようになるのです。こうして、子供は謎に包まれていたサンタクロース神話をめぐる矛盾点に改めて疑問を持ちはじめます。

そうなると子供達は止まりません。プレゼントの隠し場所を探し出したり、プレゼントを置く瞬間までこっそり起きていたり、親が隠し持っていたサンタクロースの手紙を見つけ出したり……とどうにかしてその正体を掴もうと努力します。

また、年の離れた兄や姉、友人達からの情報がさらにサンタクロースの存在に対する不信感に拍車をかけているようです。こうやって親がわざわざカミングアウトしなくても子供たちはサンタクロースを次第に信じなくなってしまうのです。

それでも、サンタクロースを信じている子供は6歳児ではなんと86%もいるという調査もあります。子供へクリスマスプレゼントを渡す際に夢や希望を与えたい、とサンタクロースに扮してプレゼントを渡す親の努力が、サンタクロースの存在を信じさせているのかもしれませんね。

参考:
帝京科学大学「サンタクロースからのプレゼントという「嘘」と教育」
三重大学「子供はなぜサンタクロースを信じ、やがて信じなくなるのか?」
バンダイこどもアンケートレポート「今年のクリスマスプレゼントに関わる意識調査」

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