気になる子供の肥満……。家庭でできる対策って?

肥満

最近の子供は外で遊ぶ機会が少なくなった……という話をよく聞きますよね。そこで気になるのは肥満です。

文部科学省が公表している「年齢別 肥満傾向児の出現率の推移」によると、ここ30年の間で肥満傾向の子供は、なんと2~3倍にまで増えているそう!!男の子は15歳で13.5%、女の子は12歳で9.8%と、男女共に1割前後が肥満になっているのです。

なぜ肥満になってしまうのか、肥満を予防するためにはどうしたらいいかを見ていきましょう!

子供の肥満度はどうやって計算するの?

子供の肥満は「日比式肥満度」というもので評価します。
(15歳以上は大人と同じようにBMIを使用します)
標準体重に対してどのくらい太っているか、次の計算式で算出してみましょう。

肥満度=(実測体重-身長別標準体重)÷身長別標準体重×100(%)
※体重の単位はkg

農林水産省のこちらのページでは、お子さんの身長・体重・性別を入力するだけで肥満度を算出することができます。

肥満・やせの程度をチェック(6~14歳)

  • 20%以上…軽度肥満
  • 30%以上…中等度肥満
  • 50%以上…高度肥満

標準体重は母子手帳などにも載っています。定期的に肥満度を算出して、健康管理に役立ててみてくださいね。

肥満になる原因は?

摂取カロリーが消費カロリーを上回り続けると、使われなかった分が脂肪として蓄えられ、太っていきます。食べ過ぎによるカロリーの過剰摂取、ファーストフードやコンビニ食など栄養バランスの悪い食事、運動不足などが肥満につながる原因ですが、子供たちの生活リズムの変化も肥満の要因になっています。

日本小児保険協会が行った「幼児健康度調査」によると、22時以降に就寝する子供の割合は、1歳6か月児は55%、2歳児は59%、3歳児は52%といずれも過半数を超える結果となり、夜遅くまで起きている子供が増えているとのこと。小学生については、19時以降に夕食を食べる子は46.2%と4割以上にもなり、こちらも増加傾向がみられました。パパ・ママ世代よりも今の子供たちのほうが太りやすい生活環境にあるというわけです。

肥満を予防するために

肥満を解消するには、摂取エネルギーよりも消費エネルギーを増やし、体脂肪を減らすことが大切です。子供の場合、発育を妨げることなく必要な栄養素は十分に摂取しながらエネルギーの取り過ぎを抑える必要があります。無理なダイエットをするのは厳禁。ダイエット食品や飲料、ダイエットをサポートするサプリメントなどを使用するのではなく、栄養バランスの良い和食中心の食事をする、ジュースやお菓子などの間食を控えるなど、あくまでも健康的な食事療法と運動によって健康的に脂肪を減らしていきましょう。

運動不足を解消しよう

さらに、食事制限だけでなく運動することで消費エネルギー量を増やしていきます。肥満気味の子供は運動が苦手という場合も。まずは運動への苦手意識をなくしたいところですね。子供が楽しく続けられるように、運動を目的にするのではなく遊びの中でしっかり運動するといいでしょう。パパやママと一緒に運動するのもおすすめです。何事もやりすぎはよくないので、限度を見つつ家族など周囲の大人がサポートしてあげてくださいね。

食事療法と運動療法を上手く組み合わせていくことで、体脂肪は撃退できます。また、家の手伝いをさせる、子供と散歩に行く、外で遊ばせるなど、日常生活においてもできるだけ動くように改善していくことも、エネルギー消費につながります。
まずは日常生活から、お子さんの健康づくりをサポートしてあげましょう!

参考/
働き盛りの健康づくりを考える メタボリックシンドローム・ネット「こどもの肥満が急増」
日本小児内分泌学会「肥満」

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