「すごい」「えらい」だけではダメ!?男の子の『ほめ方』で将来が変わる

男の子の褒め方

しばしばニュースで目にする男子大学生などによる性犯罪のニュース。「自分の子どもは大丈夫かしら?」と不安を抱く親も増えているそうです。この機会に男の子への接し方を見直してみましょう。

性犯罪を起こすかどうかは、幼い頃の親の関わり方が影響

幼児教育者の竹内エリカさんによると、性犯罪を起こす人の特徴として

  1. 自己肯定感の低さ
  2. 共感力の欠如
  3. ゆがんだ優越感

が、挙げられるそうです。

そして、こういった特徴は、幼い頃からの親の関わり方が大きく影響するといわれています。

特に最近、「ほめる子育て」が注目されていますが、間違った「ほめる子育て」が、自己肯定感の低さ、共感力の欠如、ゆがんだ優越感を助長する危険性があるそうです。

男の子への声かけは10歳までがカギ!

有名な心理学者アドラー博士は、「自分を能力がある人だと認識できるかどうか」「社会は自分にとって友好的だと思えるかどうか」という、心の中にある物事の捉え方の基盤は10歳ごろに出来上がると主張しています。

10歳までに怒られてばかりの子供は「自分は能力がないダメな存在だ」と思うようになってしまうのです。では、10歳までの男の子への言葉がけは、どういうことに注意したらよいのでしょうか。

男の子の自己肯定感を高めるには「すごい」「えらい」だけではダメ!

子供が良いことをしたとき、がんばったときに、子供をほめてあげることはもちろん悪いことではありません。

でも点数や評価のつくものに対してだけ、「すごいね」「えらいね」というほめ言葉だけを使っていると、子供は逆に「すごくない自分」「えらくない自分」に不安を抱くようになるのだとか。

また、「あなたはすごいわね」「あなたはえらいね」というメッセージばかり伝えていると、子供は人の評価や、他人の意見に振り回されるようになってしまうと同時に、「すごくもえらくもなければ、自分には価値がないのだ」という偏った考え方をするようになり、自己肯定感が低下していく危険もあります。

評価するのではなく、子供の行動を認めてあげる言葉をかけよう

では、子供をほめてあげたいときはどんな言葉をかけるべきなのでしょうか。

大切なのは、「すごい」「えらかった」と親が評価するのではなく、子供の行動を実況中継してあげることです。

たとえば、「くつをそろえる」という行為。

「えらいね!」ではなく、「くつをきれいにそろえたね。玄関がきれいになったね!」と声をかけるということです。

親の基準で、子供の言動を評価するのではなく、行動をただ実況中継するだけで、子供は「親から認めてもらえた」と満足を覚えるのです。

点数や評価をほめてあげたい場合は、「ママ(パパ)は~と思うよ!」を使って伝えよう

テストで100点を取ったとき、運動会で1等だったとき、片付けをすばやくできたときなど、子供の頑張りを褒めてあげたいというときは、「あなたはすごいね」ではなく、「ママはテストで100点を取れるなんてびっくりしたわ!」

点数や評価がよかったときは、「ママは1位をとれるくらい頑張ったこと、ママは嬉しいな!」「ママは部屋がきれいで気持ちが良いな」など、子供を評価するのではなく、子供の言動でどう感じたかを伝えるようにしましょう。

性犯罪などに手を染めるような大人にならないためには、パパやママが子供の自己肯定感を高めてあげることがとても重要なようですね。

「自分は愛されている」「受け入れられている」という気持ちは、子供の他者への共感力を育てる元にもなるそうですよ。ぜひ、今日から子供への言葉がけを「評価型」から「実況中継型」に変えてみてはいかがでしょうか。

▼共感力を育てるにはこちらの記事も参考に!
人と上手に関われる子供になる!今注目の能力「SQ」を伸ばすコツ

TOP/Niwat singsamarn/shutterstock
参照/
ダヴィンチニュース「男の子ママ震撼! あの事件に学ぶ、わが子に言ってはいけない言葉とは?」
保育のお仕事「教えて!子どもたちに言ってはいけない言葉、伸ばす言葉」
ダヴィンチニュース「子どもが『逆上がりができた』と言ってきたら何と声をかけるのがいい? 男の子の将来が決まる、10歳までの『言葉がけ』」

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