突然の病気やケガのために!知っておきたい救急対応まとめ

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子供には突発的な病気やケガがつきもの。子供の具合がとても悪い時、命の危険を感じた時、どのように対処したらいいか考えたことがありますか?

実際にそんなことになってほしくはないですが、夜間の急な体調不良や万が一救急車を呼ぶことになったときの対応を知っておけば、もし何かあっても素早く対応できるはず!

今回は、いざという時のための救急対応についてご紹介します。

まずはかかりつけ医に確認を

高熱が出て苦しそう。吐き気が止まらずどうしていいかわからない。心配でたまらないのもわかります。でも、救急車を呼ぶ前に、まずはかかりつけの小児科医に診察してもらいましょう。

事前に連絡してから病院に行けば、症状によっては緊急扱いとして待ち時間なしで診てもらえることもあります。外出したり動かしたりすることが不安な時は、電話で症状を説明し、指示を仰ぐといいですね。

いわゆる「町のお医者さん」であるかかりつけ医も、専門医と連携しています。症状によって、どの診察科に行けばいいのか、適切な検査・処置を受けられる病院はどこかなど判断してくれます。

また、かかりつけ医からの紹介状なしに大病院や救急病院を直接受診すると、選定療養費(1,000~5,000円程度、保険適応外)が掛かってしまうことも注意が必要です。

適切な処置を受けるためにも、経済的な面でも、かかりつけ医は重要な役割を果たします。自宅の近くに、信頼のおけるかかりつけ医院がいれば、非常に安心です。

診療時間外にはどうしたらいい?

かかりつけ医の診療時間外に心配な症状が見られたときは、土日や夜間でも空いている救急病院の診察を受けましょう。救急病院は、インターネットや市区町村の広報紙で知ることができます。緊急時に慌てずに済むよう、場所や行き方をあらかじめ確認しておきましょう。

しかし、症状によっては救急病院に行かなくても、診療時間が始まるまで自宅で様子を見られることもあります。代表的な症状について、救急病院にかかる目安をご紹介します。

(注)ここでご紹介するのはあくまで一般的な目安です。子供の様子をよく見て慎重に判断してくださいね。

発熱

体温に関わらず、すやすや眠り、水分を取ることができれば診察時間まで自宅で様子を見て大丈夫です。首まわりやわきの下などリンパの集まる部分を冷やして過ごしやすくしてあげましょう。

医師にすぐかかる必要があるのは、39℃以上の熱があり、機嫌が悪い・顔色が悪い・ふらつき・嘔吐・下痢などの症状が見られる時です。また、生後3ヶ月以内の赤ちゃんは38.5℃を目安に病院に連れて行くようにしましょう。

ミルクの飲み具合や呼吸の荒さに異常があれば、体温に関わらず医師の指示を仰ぎましょう。

腹痛

お腹をかがめて痛がったり、お腹をさわると痛がったりする時は受診するのが賢明です。便に血が混じる時も救急の対応が必要となりますので、確認しましょう。

下痢・嘔吐

子供はよく吐きます。また、排便も不安定なことが多いです。吐いたりトイレに行ったりした後にケロッとしていれば問題はありませんが、重要な症状には注意が必要です。

嘔吐物や便に血や胆汁が混じる時、発熱を伴う時、尿の量が減ってきた時、意識がもうろうとしている時は危険です。すぐに病院に連れて行ってください。

頭を打った時

頭を打った後は、子供の様子をよく観察しておきましょう。
頭全体をひどく痛がる、何度も吐く、呼吸に異常がある、手足がうまく動かせない、痙攣がある、ものの見え方に異常がある等の症状が見られたら、急いで病院に連れて行きます。

ご自身での判断が難しい場合は、厚生労働省が運営する小児救急電話相談が役に立ちます。全国どこからでも「#8000」にダイヤルすれば、各都道府県の相談窓口に自動転送され、症状についての対処法を相談できます。

各都道府県により対応時間が異なりますので、ホームページからご確認ください。
小児救急電話相談事業(#8000)について|厚生労働省

救急車の呼び方

救急車は、命が危険にさらされている時の非常手段。みだりに呼ばないように気を付けなければいけません。

救急車を呼ぶ事例としては、

  • 熱性けいれん
  • 窒息
  • アレルギーによるアナフィラキシーショック
  • 重度の火傷などの大怪我
  • その他、意識がない、呼吸停止または困難、大量の吐血・下血等

など、一刻を争う症状が挙げられます。

初めてこんな症状が現れたら、不安と怖さでどうしていいかわからなくなってしまうでしょう。いざという時も落ち着いて救急車を呼べるよう、手順と注意点をしっかり確認しておきましょう。

知っておきたい救急車の呼び方

●「119」をダイヤル

近くにある場合は、固定電話からダイヤルしましょう。携帯電話の場合は、最初にその旨を伝えます。携帯からの119番は、通報地点の管轄外(消防本部など)に繋がることがあり、転送に時間がかかります。

●「救急です」と伝える

119が取り扱うのは、救急、火事、救助の3種類です。救急であることを最初にはっきり伝えます。

● 住所、氏名、電話番号を告げる

救急隊員の質問に落ち着いて答えます。わかりづらい場所の時は、目印となる店や看板などを伝えると救急車が迷うことなく来られます。

● 症状を伝える

「誰が」「いつから」「どんなふうに」を慌てずに伝えます。救急車が来るまでどのような対応を取ればいいかも聞いておきましょう。

● 誘導する・搬送

サイレンの音が聞こえたら、病傷人の付添を残して他の人が救急車を誘導しましょう。事情がよくわかる付添が救急車に同乗します。保険証、現金、簡単な着替えなどを準備して乗り込みましょう。

危険はいつ襲ってくるかわかりません。さまざまなケースでの対処法について、家族みんなで話し合っておくといいですね。

Photo/Kourtlyn Lott
参考/医療ネットみえ 子どもの緊急対応マニュアル

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