プレッシャーのかけすぎが人生を奪う??子供に大切な自己肯定感の育て方

プレッシャー

子供が成長するにつれ、期待をふくらませてしまう、という親御さんは少なくないようです。親には適切に子供を導く必要がありますし、親にほめられたいという気持ちは子供にとって大きなモチベーションになります。

しかし、行き過ぎた期待は、子供の成長に深刻な影響を与えます。最近では、子供が大人になって自分の親に人生を奪われていたという「毒親」に対する悩みが、多くの人から語られるようになりました。

あなたの子育て、期待しすぎていませんか?

子供のためだからと、良かれと思ってしている言動が、子供にとって重すぎる期待・プレッシャーになっているケースを紹介します。

理想が高い

「子育てに手を抜いていると思われたくない」「どこに出しても恥ずかしくない子供に育てたい」そんな完璧主義の親御さんに多いのがこのタイプ。

育児書に書かれている内容や、周りのお友だちとの違いは確かに気になります。「○歳までにおむつをはずさなければいけない」「残さず食べなければいけない」「お行儀よくできないといけない」…そんな悩みや焦りを抱える方も多いことでしょう。

でも、成長の様子や性格を考えずに「こうあってほしい」姿を強要すれば、子供だけでなく親自身にも、大きなストレスとなってしまいます。

習い事を強制する。

勉強、スポーツ、芸術、全ての分野において、早期教育の重要性が強調されています。興味に応じて早くから専門的な教育を受けさせるのは子供にとって素晴らしい経験となります。

若くして輝く選手や一流演奏家を見て、「今からやらせたら、うちの子だってあんな風になれるかも…」と思う気持ちは誰しも一緒です。自分が叶えられなかった夢を子供に託す方もいるかもしれません。

しかし、合わないことを無理やりさせられるのは子供にとって苦痛でしかありません。下手をすると長きに渡って拒絶反応を示す原因ともなるので注意が必要です。また、習い事が忙しすぎて疲れ切ってしまうような生活も、子供の成長にはよくありません。

要求がエスカレートする

子供にとって「親にほめられること」は大きな達成感に繋がります。また、自分を認めてもらえた満足感も得られます。
しかし、子供に対する期待が高すぎるとつい、「ここまでできたら次はここ」「まだまだあなたはできるはず」と、十分にほめることをせずにハードルだけを上げてしまうケースがあります。

子供は、親の期待に応えようと一生懸命努力しますが、その頑張りがいつまでも報われないと、突然何もかも嫌になり、やる気を失ってしまうことがあります。何事もそつなくこなしてしまう子供や、親の言うことをよく聞く子に多いようです。

「期待しすぎ」によって押しつぶされる子供の感情

「過剰な期待は否定と同じ」

これは、自閉症の研究で有名なレオ・カナー教授の言葉です。

どんなに子供のためを思っているとしても、親からの過度な期待や干渉は「今のあなたには満足していない」というメッセージとなるのです。それが積み重なると、劣等感やねたみ、自己否定へと繋がります。

今まで頑張ってきた子供が、糸が切れたようにやる気を失くす。自暴自棄になる。引きこもってしまう。こうした事例は、親からの期待によるストレスに押しつぶされた姿なのかもしれません。

「等身大の自分」を認めてあげる

「こうなってほしい」という期待は、裏を返せば親が作った型(未来)に子供をはめ込んでいることにもなります。型にはめようとするあまり、子供がもともと持っている長所が見えなくなってしまう危険もあります。

まずは目先の期待を取り払って、あるがままのお子さんを肯定してあげることはとても大事。周りからの情報に惑わされず、子供自身の成長を素直に喜べるようになると、育てる親も気が楽になります。

どんな小さなことでも、昨日できなかったことが今日できるようになれば、それはまぎれもない成長。たくさん認めてあげれば子供の自信に繋がるのです。

親から認められていると感じ、信頼されているという意識によって高まる「自己肯定感」は、困難に打ち勝ち目標を達成できる、その後の人生を自分らしく生き抜く力となります。

本当に子供の将来に期待するのであれば、まずは自己肯定感を大事にしてあげてくださいね。

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