侍もやっていた?!習い事の今と昔

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最近の子供たちは、2つ、3つと複数の習い事をかけもちしていることは特に珍しくないようです。中には毎日、幼稚園や小学校から帰ってきたらすぐに習い事へ行くという子供も。

今や当たり前とも言える習い事ですが、昔の子供たちはどのような習い事をしていたのでしょうか。
今日は習い事の今と昔を紹介していきます!

侍が習い事!?

実は、習い事のようなものは武士が台頭した時代からありました。

武士の習い事というのは、刀、弓、鉄砲、武術などまさに武士が身につけておきたいことに関係しています。

位の高い武士たちは、月謝を支払いきちんとした講師を雇って指導を受けていたようですが、そうではない武士たちは藩が抱える鉄砲技師や講師から無償で学んでいたといいます。当時は地位の高い武士だけが本格的な指導を受けることができたのです。

現在の月謝はお金ですが、当時は現物で支払うこともあったよう。当時から自身のスキルアップのために学ぶ武士たちがたくさんいました。

明治時代~大正時代

封建時代、特に武家や公家など身分の高い家では、女性たちは和歌や漢詩などの教養、琴などの楽器を始めとする芸事を身につけることが多かったようです。

江戸時代の間には茶道や華道が女性にも広まり始め、庶民の間でもそういった習い事が盛んだったといいます。

明治時代に入ると女性たちも習い事はより広がり、習字、裁縫、茶道、華道などさまざまな種類の習い事がありました。これらは趣味というより花嫁修業としての色合いが強く、習い事の種類からも時代背景が読み取れますね。

現在でも習字、お茶、生け花などがありますが、当時ほど主流ではなくなり講師も減ってきています。

また、明治時代には武道の基本である柔道が生まれました。大和魂を重んじていた戦時中には、習い事としてだけでなく学校でも子供たちが学んでいました。

現在では、大和魂というよりも体を鍛えるため、強い精神を養うために通うというのが一般的で、時代とともに学ぶ理由が変化しているようです。

昭和時代

昭和時代になると、さらに習い事の種類が増えます。ピアノ、バイオリンなどの音楽系、野球、サッカー、柔道、スイミングなどのスポーツ系など、男の子も女の子も好きなように学べるようになってきました。

中でもピアノは女の子の間でとても人気があり、日本初代総理大臣である伊藤博文の娘も家庭教師からピアノを教わっていたそうです。

昭和時代は、裕福な家庭の子はピアノ、英語など複数の習い事をすることも珍しくなく、家庭教師からマンツーマンで教わることもありました。

平成

平成になると、時代の進化に伴って昭和時代よりも習い事教室の幅が広がります。

ピアノ、フルート、ドラムなどの音楽系、フィギュアスケート、ゴルフ、ダンス、クラシックバレエなどのスポーツ系、進学塾、英語教室、知能発達教室などの教育系、ベビーマッサージ、リトミック、幼児教室などの乳幼児系など、習い事教室は数えきれないほどです。

昭和時代はピアノ教室に通うのは女の子が多かったのですが平成になると男の子も通うようになり、昭和時代よりも男の子でも女の子でも男女関係なく通える習い事教室が一般的になっています。

習い事には流行があり、時代とともに常に変化し続けています。

最近の子供に通わせたい習い事ランキングでは、1位が英語教室、2位が音楽教室、3位がスイミングという結果となっており、小学校での英語教育の導入など、国際化が進む時代背景を反映しているのが分かります。

音楽教室やスイミングは不動の人気を誇り、現在でも変わることなく親からも支持されているようです。

昔から続いている伝統的な習い事も、時代を反映した最先端の習い事もそれぞれに良さがあります。

子供たちの可能性や才能を引き伸ばすことができ、子供たちが楽しく意欲を持って学べるような子供にぴったりの習い事を見つけてあげてくださいね!

Photo by Wolfgang Lonien
参考:浮世絵 大田記念美術館「江戸の女子力-ファッション・メイク・習い事-」

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