性別で違う!?女の子に効く「叱り方」とは
「褒める子育て」が情緒の安定した子供を育てる、子供の脳を育てるとすすめられていますよね。しかし、子育てをしていると、どうしても子供を叱るべき場面は出てくるもの。その叱り方について、悩んでいるパパ・ママは多いことでしょう。
子供それぞれで効果的な叱り方は異なるでしょうが、一つの目安として男女の気質の違いをポイントにするのも◎。
前回の「男の子に効く叱り方」に続き、今回は「女の子に効く叱り方」をご紹介します!
女の子に効く叱り方
1.まずは共感する
女性の会話には「共感」が多いと言われますよね。子供でも同じで、女の子は共感を持つこと、持たれることを好む傾向があります。
ですから、まずは「何があったの?」「どうして○○したのか教えてくれる?」と理由を聞き、「そうだったんだね」と共感を示してあげましょう。
パパ・ママが自分に共感し、気持ちを理解してくれたと感じることで、こちらの意見を素直に聞き入れてくれる準備が整います。
2.優しく穏やかな口調で「話し合い」をイメージ
女の子を叱るときには特に、反論を許さない強い口調、子供の気持ちを押さえつけるような言い方はNG。その場では静かに親の言葉を聞いてくれるかもしれませんが、口に出さないだけで内心では強い反感を抱いてしまうかもしれません。
論争をして言い負かすのではなく、お互いに意見や気持ちを伝え合う「話し合い」のようなイメージを持つと良いでしょう。
3.自分で考えさせる
「○○しなさい」「○○しちゃダメでしょ」など、親の意見を一方的に伝えるのではなく、「何がいけなかったのかな?」「じゃあ、次はどうすればいいと思う?」「パパ・ママはこう思うんだけど、どうかな」など、子供が自分自身で考えて納得しながら答えにたどり着けるような伝え方が◎。
注意!女の子にNGな叱り方
1.あれこれ追及する
女の子って、同年代の男の子に比べて口が達者な子が多いですよね。日々どんどん言葉を覚えていき、それに伴って日常の場面だけでなく叱られたときにも、ぽんぽんと弁解や反論が出てくるようになります。
そんな女の子に「どうして○○するの!?」など尋問するように追及すればするほど、返ってくる言い訳も多くなってしまいます。叱られたときの言い訳ぐせが付いてしまうかもしれないので要注意です。
2.感情的な論争
口が達者な女の子。感情的な論争になってしまえば、子供によっては大人顔負けの主張をすることも……。子供にあおられて親も感情的になり、子供を傷つけるような言葉をつい口走ってしまうかもしれません。
女の子は人の感情に敏感なので、「つい」でもそれが親の本音だと察して深く傷ついてしまうため、こちらも要注意です。
3.押さえ付ける
「でも……」「だって……」と言いがちな子だからと、反論を許さないような厳しい態度や強い口調で、押さえ付けるように叱るのはNG。
男の子も女の子も、大人も子供も、自分が納得していないのに叱られたところで聞き入れる気にはなれませんよね。子供の意見もしっかり聞き、認めてあげましょう。
こちらでご紹介したのは、あくまで女の子にはこういった傾向がある、というものですので、お子さんによっては女の子であっても男の子寄りの叱り方のほうが効果的……なんてこともあるかもしれません。
子供の気質をよく見極めて、子供を傷つけることなく、言いたいことをしっかり伝えられるといいですね。

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