何度教えても覚えてくれない!子供の記憶力を高めるためのコツ

3785682290_0a36cbf89e_o

何度教えてもなかなか覚えてくれない、幼児教室で周りのお友達より覚えるのが遅い気がする……など、お子さんの記憶力についての悩みを持つパパ・ママは少なくありません。

子供の成長には個人差があるので、心配しすぎないようにしたいですが、どうしても気になってしまうもの。
何か家庭でできる工夫はあるのでしょうか?

短期記憶で容量も少ないため、覚えにくく忘れやすい幼児の脳

幼児の記憶は、大人とは異なる特徴があります。
それでは、幼児の記憶にはどのような特徴があるのかみてみましょう。

すぐに忘れてしまう「短期記憶」である

子供は一度に多くのことを覚えられません。また、覚えていられる期間も大人より短いのです。いわゆる「短期記憶」が幼児の記憶の特徴です。

言語化が難しい

年齢が低いお子さんでは、言葉がまだ話せません。そのため、自分が理解したことを言葉で表現することが難しいのです。3~4歳になると、言葉が発達してくるので、これらの記憶を言葉で話せるようになります。

赤ちゃんのころは、お世話をしてくれるお家の方を「なんとなく」認識しているレベルですが、3~4歳では記憶力も発達してくるため、経験したこと(過去のできごと)が記憶として定着しやすくなってきます。

集中力が続きにくい

幼児期は自己コントロールがまだまだ効かない時期です。興味を引くものを見つけてしまうと、気持ちがそっちへ全部行ってしまうので、苦労されている親御さんも多いかもしれませんね。集中力を長時間持続させることが難しいのも幼児期の特徴です。

記憶力向上の鍵は「興味」と「印象化」

大人ですら、長時間勉強に集中してしっかり記憶することは難しいものです。
幼児には上記のような特徴があるため、記憶力向上のためには一工夫が必要です。

それでは、幼児の記憶の特徴を踏まえた「記憶力向上のポイント」を考えてみましょう。

1.何度も繰り返し伝える。

幼児期は一度に多くのことを記憶できません。
しかし、何度もインプットされた事柄は、徐々に記憶の中に残っていきます。そのため、根気強く繰り返して伝えることが効果的だといえます。

「何度も言うなんて面倒だな」と思っても、親御さんはイライラを口調や表情に出さないようにしましょう。大人の強い口調は子供に威圧感を与えるだけで逆効果です。「子供はこんなものだ」とゆったり構える姿勢が必要なのです。

2.興味を引かせる。

自分の興味のあるものに対しては、子供は大人以上に集中力や記憶力を発揮することがあります。

乗り物の好きな子供であれば、ずっと車の図鑑を見ていたり、お外で電車や車を眺めて、いつの間にかたくさんの種類の乗り物を覚えていたりということもあるのではないでしょうか?お料理に興味のある子供であれば、野菜などの食材や色を覚えようとします。

興味のあることに対しては、子供でも長期記憶として定着しやすくなることが分かっているため、お子さんの興味の方向からアプローチすることはとても効果的だといえるでしょう。

数字や文字を覚えてほしい場合、子供の興味のあるものに絡めて教えたら、比較的興味を持って覚えてくれるかもしれませんね。

3.印象に残る方法を試してみる。

幼児期はまだ言葉が十分発達していないこともあり、イメージや感覚的なことからの記憶がほとんどです。

経験から学んだことは印象に残りやすく、記憶として定着しやすいです。例えば、野外に出てさまざまな生き物に触れたあとに、お家で図鑑を見ると記憶に残りやすくなります。

子供がさまざまな経験をするときに、お家の方の励ましや褒める言葉があれば、心の中に「心地よい」印象を残すことにつながるため、さらに効果的でしょう。

興味のあることや経験から学んだことは残りやすい

いかがでしょうか?
子供にとって「興味があるかないか」は、記憶力向上に大きく関わりがあります。

また、言葉で言って聞かせるだけでなく、経験やイメージからもインプットをする工夫も必要です。そして何より、繰り返し伝える周囲の根気強さも大切になってきます。幼児期の記憶の特徴を知り、今日からの関わりにぜひ生かしてくださいね。

Photo:Eva Cristescu

この記事が気に入ったら 「いいね!」

この記事が気に入ったら 「いいね!」 ならいごとキッズの最新情報をお届けします。
子育て・幼児教育の情報を毎日配信中!

ならいごとキッズをTwitterでフォロー

サブコンテンツ