脳が発達する!子供ができる思考整理法『マインドマップ』とは?

普段の生活の中で、思考というのはどんどん変わっていくものですよね。たとえば、考えていたことがあったのに、ふと別のことを思いついて、最初のアイデアを忘れてしまう…なんてことがありませんか? そんなときに役立つのが、イギリスで生まれた思考整理法『マインドマップ』です。

ビジネスで使うイメージのある整理法ですが、子供の頃から身につけておくと、脳の発達にも良いのだそう。今回は、子供が行う『マインドマップ』についてご紹介します。

『マインドマップ』とは?

『マインドマップ』は1960年代のイギリスで、教育者トニー・ブザン氏が心理学や脳科学をもとに開発した思考整理法です。「マップ」とあるように、頭に浮かんだ考えを地図のようにイメージ化して整理します。

通常、考えを整理するときには、左脳を中心に使うことが多いものなのですが、『マインドマップ』では色や形、イメージやイラストなどを描くことで右脳も活用します。両方の脳を使うことで、より記憶力、創造力が刺激されるのです。もともとは、ビジネスで使われることが多かったというこのツール。最近では教育にも利用されるようになり、子供が自分の考えをまとめるのにも有効だといわれています。

自分の言葉ではまだうまく説明できない子供にとって、それがストレスとなることもありますよね。そうした場合にも、目で見てわかるようになるマインドマップが、考えをまとめる手助けになるのです。マインドマップを作れるようになるのは、コミュニケーションが取れ、絵が描けるようになる4歳頃からです。

マインドマップの描き方

出典:Andrey_Popov/Shutterstock

では、マインドマップとはどのように作成するのでしょうか? 描き方を具体的にご説明しましょう。

【用意するもの】
・紙(無地)
・ペン(カラーペン)

ノートなどの罫線がある紙だと、その影響で思考の自由度が低くなってしまいます。また、ちょっとしたことなら小さなメモ帳でも構わないのですが、じっくり考えたいときにはたくさん書き込める大きな用紙がおすすめです。

ペンは、関連のあるものごとに色分けすることが望ましいので、さまざまな色を用意してください。小さな子供の場合はクレヨンでも大丈夫ですよ。

【方法】
1. 紙の真ん中にこのマインドマップを作る目的であるテーマ(セントラルイメージ)を描きます。幼い子どもなら「好きなこと」とか「今日のできごと」などを絵に描いていくのも良いですね。少し大きくなってきたら文字で書いていくようにしましょう。

2. セントラルイメージから、放射状に枝(ブランチ)伸ばし、アイデアを描いていきます。主なブランチから連想するサブ・ブランチをさらに伸ばすことで、イメージも広がります。メインのブランチとそこから連なるサブ・ブランチは、同じ色にすると関連付けがスムーズです。生き物に興味がある子供なら、「動物」、「虫」、「魚」などに分けて整理してみるのも良いでしょう。

3. 強調したいことは大きく書いたり、線を太くしたり、色を付けたりします。絵を描きこむとよりわかりやすくなるでしょう。

たとえば、子供が「自分は何が好きか」を考えるとき、「体操が好き」など、好きなことを真ん中に書かせ、周囲にその理由やイメージを追加していきます。枝を広げてイメージが“見える化”されることで、子供自身も自分の考えを整理することができます。

マインドマップの効果

では、そんなマインドマップがもたらす効果とは、一体何なのでしょうか?

整理力がつく

頭の中のごちゃごちゃした考えが“見える化”され、分析や新たなポイントの気づきにつながります。それを繰り返していくことで、考えがきれいに整理されていくのです。子どもの頃から、考えをマインドマップに書き出す癖をつけておけば、自ずと整理力がついてくでしょう。

発想力が広がる

思考を巡らせているときには、関係ないように思えることもたくさん浮かびますよね。そうしたことも排除せず、書き込んでいくことで大事なヒントになることも。ある程度まで書いたら全体を見下ろしてみると、新しい発見につながるかもしれません。子供にとっては、個性のままに自由に思いついたことを書き込んでいくことで、想像&創造の翼を無限に広げることができるのです。

記憶力がアップする

文字ばかりが並んだものよりも、絵のほうが記憶に残りやすいですよね。全体的には絵のように見えるマインドマップを使うことで、物事を覚えるのがより簡単になるのです。また、記憶するときに何かと関連づけて覚えたほうが、後から思い出しやすくなるもの。ユーモアのある絵や色を使うことで、そのイメージとともに書かれた内容も印象深く頭に残ります。

ほかにも、読んだ本の内容を整理することにも、学習にも活用することができますよ。

さまざまな目的で使うことができる『マインドマップ』。子供だけでなく、親も自分の思考を整理するのに有効です。ぜひ、親子で取り入れてみてくださいね。

TOP Photo/vectorfusionart/Shutterstock
参考/
マインドマップの学校
Mindmap.co.jp ─ マインドマップの書き方(描き方)
マインドマップアーカイブ
【天王寺_阿倍野】学習塾RAKUTO天王寺校「マインドマップで右脳教育」

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