認知能力や集中力UPにも!『ドイツ式整理術』で、片付けを習慣化させよう

ドイツ式整理術

ドイツといえば、どんなイメージが思い浮かぶでしょうか?

倹約家で合理的な国民性を持つドイツ人。「整理整頓を覚え、好きになりなさい。時間と手間を省いてくれるから」ということわざがあるように、整理・整頓への意識が高いようです。

今回紹介するのは、ドイツで実践されている『ドイツ式整理術』。親子でマスターして、毎日を快適に過ごすためのコツを紹介します。

散らかった環境がもたらす悪影響

人間の脳には秩序を好む特徴があり、片付けされていない散らかった環境で過ごすことは、人間の認知能力や集中力を低下させことがわかっています。

また、無秩序な環境では『コルチゾール』というストレスホルモンが分泌され、不安な心理状態となることから、暴飲暴食や感染症など身体への悪影響をもたらすこともあるそう。

散らかった環境では頭も心も整理がつきにくく、作業に時間がかかる、心が落ち着かないといったさまざまな悪影響をもたらすのです。

掃除・整理整頓をすることのメリット

片付けや整理整頓がもたらす効果は、メンタル面や生産性だけにとどまりません。実は子供にとっても精神的な成長を促し、生きる力を身につけさせることにもつながります。

大切なのは、子供が自分の手で片付けること。そうすることで“自分のことは自分でやる”という自立心や自主性、責任感が生まれます。

また、片付けをする過程で体感する手間や労力からは、他者への感謝や思いやりの気持ちも生まれるでしょう。

なにより片付けや整理整頓によって空間や時間を効率よく使えるようになることは、社会に出てからも大きな武器となるはずです。

子供も実践できる『ドイツ式整理術』

整理整頓への意識が高いドイツでは、“物の置き場所・しまう場所”を決めて、“使ったものは元に戻す”ということを各家庭で子供の頃からしっかりと教えるそう。その具体的な教え方を見ていきましょう。

1.子供と一緒に“物の置き場所・しまう場所”を決める

日本では親が子供の衣服や小物を出してあげる…という光景もよく見ますが、ドイツでは子供が自分で取り出せるようにしておきます。

物をしまう場所を子供自身にも考えさせ、どこに何があるか子供自身が把握していることが、“自分のものは自分で管理する”ために必要なのです。

「学校に持って行くものはどこにしまう?」「リビングで勉強するから、勉強道具はテーブルの近くの取り出しやすい場所にまとめて置いておこう」など、一つ一つの物のしまい場所を子供と話し合って決めていきます。

しまう場所を決める際、“リビングで勉強するなら勉強道具はテーブルの近く”のように、使う場所に近い場所に置くことを意識し、鉛筆・消しゴム・鉛筆削りなど、同じタイミングで使うものはまとめて置いておくと効率的です。

使う頻度が高いものほど取り出しやすい場所に置くのもポイント。ボックスを決めてまとめるなど、子供でもしまいやすいようにざっくりした収納にした方が、継続しやすいでしょう。

2.『片付けタイム』を習慣に

出した物はしまうことを意識していても、出しっぱなしになってしまうことはあるもの。そこで1日の中で散らかったものを元の場所に戻す『片付けタイム』を設けておきましょう。

夕食前や寝る前など、時間を決めて毎日の習慣にするのがおすすめです。

3.具体的な指示を出す

子供に「片づけなさい」「きれいにしてね」といったような指示をしたことはありませんか? しかしこれでは具体的に何をすれば良いのか子供には伝わりません。

子供に片付けを促すときには、「本は本棚に戻そう」「おもちゃはこの箱にしまってね」などやってほしいことを具体的に伝えることを心掛けましょう。

4.片付けのようすを見守って褒める

子供が一人で片付けできたら、その場で思いきり褒めてあげましょう。褒められて嬉しい気持ちが、子供の片付けへのモチベーションを上げてくれます。

片付けや整理整頓はママに叱られてしょうがなくやるものではありません。物の置き場所を決める→片付けする→褒められる→また次もがんばる、という成功体験を積ませながら、子供自身が“片付け=自分がラクになること”と体感することでスムーズに習慣化できるはずです。

片付け習慣を大人になってから身につけるのは大変です。ぜひ親子でドイツ式整理術を取り入れて、上手に習慣化させましょう。

TOP PHOTO/GraphicsRF/shutterstock
参照/
こどもまなびラボ「散かった部屋は認知能力と集中力を低下させる!? 親子で実践「ドイツ式整理術」」
ベネッセ教育情報サイト「「ドイツ式 整理術」で片づけができる子に!」

この記事が気に入ったら 「いいね!」

ドイツ式整理術

この記事が気に入ったら 「いいね!」 ならいごとキッズの最新情報をお届けします。
子育て・幼児教育の情報を毎日配信中!

ならいごとキッズをTwitterでフォロー

サブコンテンツ