小さくてもできる?「お手伝い」のメリットと上手な取り組み方とは

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慣れない手つきでお手伝いをする子供は、とてもかわいらしいもの。しかし現実には、かえって仕事が増える、忙しい時に時間がかかる……などとお手伝いを敬遠している親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、子供にお手伝いをさせるといいことづくめ! 無理なく上手に取り組む方法を年代別にご紹介します。

こんなにたくさん!お手伝いのメリット

1.自信・責任感を持てる

お手伝いを通して、身の回りのことが自分でできるようになれば、自立の第一歩となる大きな自信に繋がります。
また、家族の一員としてお手伝いを任されることで、責任感がつきます。

2.人の役に立つ喜びを感じる

家族に喜んでもらえた、家族を助けたという「人の役に立った喜び」を感じられるのがお手伝いの醍醐味。
思いやりにあふれた人間性を育むことができます。

3.生活のリズムができる

毎日決まったお手伝いの習慣があれば、生活のリズムが作れます。
「長期休暇になると毎日寝坊してしまう」「夜寝る時間がまちまち」というお子さんも、お手伝いを取り入れることで時間管理の感覚が身に付きます。

4.子供の能力がアップする

洗濯ばさみをつまんだり、雑巾を絞ったりといった家事の動作には、子供の脳の成長や基本的な運動能力を助ける要素が含まれています。
また、習慣となっているお手伝いで、「より速く正確に」仕事をするため工夫を凝らすことは、学業にも通じる力となります。

いつから、どんなお手伝い?

年代別の「お手伝いの選び方」をご紹介します。

1~2歳のお子さん向け

小さなお子さんには、遊び感覚で家族と一緒に楽しめるお手伝いがおすすめ。新聞やお手紙を取りにいく、洗濯物を取り込む、レタスをちぎる……など、お子さんができそうなことはどんどん一緒に取り組みましょう。

「これは誰のもの」という“所属”に興味を持ち始める年代なので、食事の前のお箸並べや、玄関の靴揃えはピッタリのお仕事ですね。畳んだ衣類を、パパのもの、ママのもの……と分けるのも楽しんでやってくれることでしょう。

3~4歳のお子さん向け

何でも自分でやりたがるこの年代は、本格的なお手伝いのスタートに最適。お子さんの能力をよく観察して、「ちょっと頑張ればできる」くらいのお仕事がいいですね。

時間こそかかりますが、意外とできることが多いので親御さんの方が驚くかもしれません。洗濯物をたたむ、食器を洗う、テーブルを拭く、玄関を掃くなど、まずはお願いしてみましょう。

失敗すると嫌になり、投げ出してしまうこともあります。最初に親がやり方をしっかり見せ、わかりやすく教えてあげることが大切です。

5~6歳のお子さん向け

小学校での新生活に向け、自立心を育むために、お手伝いを積極的に取り入れましょう。「親に信頼されている」ことが大きな満足に繋がります。

少し難しめの家事を教え、「良くできたね。でも、次は○○するともっとよくなると思うよ」などアドバイスをして、ちょっと大人扱いしてあげるのもいいですね。

調理なら、包丁で食材を切ったり、火を使ったりできる年頃です。その他、しわにならない洗濯物の干し方や、部屋の角までしっかり掃除機を掛けることなど、大人の世界でも通用するレベルの「家事」を教えてあげましょう。

お手伝いを続けるコツ

親も子も、無理なくお手伝いを習慣づけるためのポイントをご紹介します。

1.余裕を持って見守る

お手伝いで大切なのは、「時間がかかっても、下手でも、見守って最後まで自分でやらせる」という親の態度です。「1人でできた」ことで満足感が高まるので、やきもきして手を出してしまうのは禁物です。

ササッと仕事を済ませてしまいたい時に「私、手伝いたいー!」と子供から言われること、よくありますよね。子供の意欲を尊重することも大切ですが、余裕がない時には「今時間がないから、また今度ね」と断ることも必要。

「毎週○曜日はお手伝いの日」と決めて、子供が手伝いやすいメニューを考えたり、家事の時間に余裕を持たせておいたりするのもいいですね。

2.環境を整える

お手伝いをしようにも、大人用の道具は大きすぎるものばかり。道具のせいで上手くできないのはもったいないですよね。

雑巾やほうき、包丁など、子供の手で上手に扱えるサイズのものを揃えてあげましょう。自分専用の道具があれば、やる気がアップすること間違いなし!お手伝いのレベルも上がるので、親の手助けも少なくて済みますよ。

なかなかお手伝いをしたがらないお子さんには、エプロンと三角巾のユニフォームを準備するのもおすすめ。お手伝い表を作ってあげるのもきっかけになります。

3.仕上がりに文句を言わない

手伝ってもらったのはいいけれど、仕上がりがぐちゃぐちゃ……。つい不満を言ってしまいそうになりますが、子供のやる気を削いでしまうので我慢して!目の前でやり直したりするのも禁物です。後でこっそり直しておく心配りができれば素敵ですね!

なかなか上手くできずに子供が不機嫌になるようであれば、お手伝いが難しすぎるのかもしれません。子供が無理なくできるレベルのものを親が与えてあげることも大切です。

4.感謝の気持ちを伝える

お手伝いを続ける原動力となるのは、家族の役に立ったという満足感です。お手伝いをしてくれたことに対する感謝の気持ちはきちんと伝えるようにしましょう。

「おかげで洗濯が早く片付いたから、ゆっくりティータイムができるね。」
「いつも靴が揃っているから、気持ち良く出かけられるよ。」
など、具体的な利点や助かっていることを伝えるのもいいですね。

「最近○○くんがお手伝いするようになって、すごく楽になったんだ」という会話を、さりげなく聞かせるのも、大きなお子さんには効果的。ますます頑張ろうという意欲が湧いてきますよ。

子供の成長は早いものです。しっかりと独り立ちできるように、どんどんお手伝いに取り組ませてあげましょう!

Photo/ThreeIfByBike

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