これからの時代に必要な『アクティブ・ラーニング』とは?家庭でできる実践方法も紹介!

アクティブ・ラーニング

最近よく聞く『アクティブ・ラーニング』という言葉。文部科学省の定める『学習指導要領』でも推奨されている学習法ですが、そもそもアクティブ・ラーニングの意味そのものがよく分からない…という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は『アクティブ・ラーニング』の定義と、これらの学びが推進されている背景、家庭でできる実践方法をご紹介します。

そもそも『アクティブ・ラーニング』とは?

よく聞く言葉だけど、具体的な意味となると説明が難しい『アクティブ・ラーニング』。その定義について、文部科学省が公開している用語集では「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称」と説明されています。

これまでの学校の授業といえば、先生が講義をして、生徒たちは説明を聞いたり板書したりするスタイルが一般的でしたよね。アクティブ・ラーニングは、そうした従来の学習方法とは異なり、生徒自ら能動的に学んでいく学習方法の総称のことなのです。

その具体的な方法としては、「教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク」など。これらの学習スタイルでは、先生が示した模範解答をなぞるだけではなく、子供同士で考え、発言することが求められます。

アクティブ・ラーニングとは、自ら見通しを立て、問題を見いだし、深い思考や対話を通じて解答を導き出していくという過程を重要視した学習方法なのです。

『アクティブ・ラーニング』が求められている背景

では、なぜ従来の受け身の学習から、アクティブ・ラーニングが求められるようになったのでしょうか。

ひとつは、“情報化社会に対応する能力を身につける”という視点です。インターネットをはじめとする通信技術の発達により、私たちはいつでもさまざまな情報にアクセスできるようになりました。

こうした情報化社会においては、多くの情報にアクセスしながら臨機応変に問題を解決していく能力が求められます。つまり、もっている知識や経験に頼るだけでは不十分なのです。

アクティブ・ラーニングは、これからの時代に対応するスキルを身につけるための学習方法ともいえるでしょう。

また、情報化社会の発達とともに、世の中の“グローバル化”も進んでいます。今の子供たちが大人になるころには、異なる国や地域の人とかかわる機会も増えていることでしょう。

グローバル化社会では、多様な意見や価値観を互いに認め合うことが大切になります。いわば、多様な価値観が混在し明確な『正解』がない中で、相手を受け入れながらも自分の考えをしっかりと主張する態度が必要になってくるのです。

アクティブ・ラーニングは、今後のグローバル化社会に対応するための『社会的能力』や『倫理力』を養うという目的もあります。

家庭でも実践できるアクティブ・ラーニング

情報化社会、グローバル化社会に対応するために必要な能力を身につける『アクティブ・ラーニング』。学校だけでなく家庭でも実践することができますよ。

子供の疑問・質問に真摯に向き合う

「どうしてテレビの中に人がいるの?」「トマトが赤いのはなんで?」子供のささいな質問を、「今忙しいから!」とないがしろにしていませんか? 子供の口から“なぜ”が出たら、それは主体的な学びのチャンスです。

まずは、「面白いことに気が付いたね」と子供の質問を肯定的に受け止めてあげましょう。子供の問いに大人が真摯に向き合うことで、子供たちも「疑問をもつことはいいことなんだ」という意識が芽生えていきます。

まだ自分自身で疑問を見つけられない子供に対しては、ママ・パパが「どうして寒いと雪が降るのかな」など、問いかけをしてあげてもいいですね。

学びの場を作ってあげる

また、少し声かけを工夫することで家庭でも学びの場を作ることができますよ。例えば、本やテレビを見た後、「どんなところが面白かった?」「パパに説明してあげて」と声かけをすることで、テーマを掘り下げて考えることにつながります。

もう少し手間をかけるなら、“モノが手に届くまでの過程を追ってみる”というのもひとつの方法です。

例えば、普段当たり前に使っている『水』や『電気』、『食料』などは一体どこから来ているのか、実際に施設や農場を訪ねてみてもいいですね。体験の中で問題点や疑問が見つかれば、より深く学ぶきっかけとなります。

より複雑になっていく社会に対応するために、子供にどんな能力を身につけさせたらいいのか、悩んでいるママ・パパも多いかもしれません。

そんな方は、まず子供の好奇心を育ててあげることから実践してみてはいかがでしょうか。それが、能動的な学び『アクティブ・ラーニング』につながっていくはずです。

TOPPHOTO/Colorfuel Studio/shutterstock
参照/
All About「家庭で実践!子供の主体性が育つアクティブラーニング」
文部科学省「用語集」
Find!アクティブラーナー「アクティブ・ラーニングとは」
政府広報オンライン「2020年度、子供の学びが進化します!新しい学習指導要領、スタート!」
キャリア教育ラボ「3分でわかる!文部科学省がアクティブ・ラーニングを推進する理由」

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