どうしてうちの子だけ!?集団行動が苦手な子の心理と対策

集団行動が苦手な子の心理と対策

幼稚園や保育園に通っているお子さんの中には、いつも一人で遊んでいたり、みんなで一緒に何かするのを嫌がったりと、「うちの子はどうも集団行動が苦手なようだ」とママが不安に感じるケースも多いようです。

今回は、子供が集団行動を苦手とする4つのケースと、その対策についてご紹介します。

失敗への不安から集団行動に消極的になってしまうケース

たとえば大勢で歌を歌うような場面で、「自分だけ調子をはずしてしまうと恥ずかしいから口パクにしておこう」などという心理は大人でもありますよね。

大人と違って人生経験の少ない子供たちは、“失敗した経験” そのものをそれほど持っていません。同時に、失敗したけれどどうということはなかった、という経験も当然少ないのです。

このようなケースでは、お子さんにご家庭でたくさんの失敗経験を与えてあげましょう。そして、「大丈夫だよ」と抱きしめてあげたり、「次はがんばろうね」励ましてあげたりしましょう。そんな経験を積み重ねていけば、子供は失敗を恐れなくてもいいんだと学習していくはずです。

自分だけが注目されたくて集団行動を嫌うケース

これも大人と同じです。みんなと同じであることを好む人もいれば、みんなと同じであることを嫌う人もいますよね。それは個性の一つですから、自分の子供がみんなと同じであることを嫌うタイプでも、気にすることはありません。

けれども、それが単なる幼稚なわがままからきていて、場の空気を乱すことがしょっちゅう起こるようではやはり困りますよね。

このようなケースは、ママがお仕事や家事、下の子のお世話などで忙しく、ご家庭でお子さんをじゅうぶんかまってあげられない場合などに多く起こりがちです。そのようなときは、たくさんかまってあげて、たくさんほめてあげるようにましょう。

そして、集団行動で適切な行動がとれたときにもきちんと褒めるようにすると、子供はまた褒められたいという気持ちから、その適切な行動が定着しやすくなります。

集中力に欠けているため集団行動のペースに合わせられないケース

この場合も前の2つと同様に、ご家庭での子供への接し方を変えることで、子供が落ち着きを持てるようになることも多いものです。

幼稚園や保育園で何か問題が起こると、園という場を中心に問題を考えようとするママも多いのですが、実は違います。集団生活の場での子供の状態は、家庭での子供の状態を映す鏡なのです。

睡眠不足や生活リズム、食事バランスの乱れなどは、子供の集中力を低下させる一因にもなります。家庭での接し方やよくない習慣を少し変えてみるだけで、園での生活態度が変わることも多いものです。

発達障害が原因となっているケースも…

集団行動がうまくできない子供の中には、専門家によって発達障害と診断されるケースがあることも事実です。

気になる場合は専門機関への相談もひとつの手ですが、たとえこのような診断をされたとしても、決して慌てたりあきらめたりしてはいけません。このような診断は専門家の間でも分かれるところですし、成長とともに改善されていく場合も多いものです。

子供の個性を大切にし、好きなこと、得意なことを伸ばしていってあげましょう。

どのケースにも当てはまる大切なことは、「どうしてうまくやれないの!」と叱ることではなく、できているところをほめてあげることです。また、まわりの“できる”お友達と比べる必要もありません。

とくに3歳ごろの未発達な年齢では、成長の個人差が大きいもの。お子さんの成長を信じて、焦らずゆっくり、落ち着いてサポートしてあげてくださいね。

PHOTO/KEIGO YASUDA/Shutterstock
参照/
武学塾「子供の「集中力」は親の態度から!?集中力アップのトレーニングをしよう」

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