私立中学や高校進学…男女別学と共学、どちらを選ぶ?

共学・別学のメリットとデメリット

私立中学や高校進学をするときに、男女別学と共学、どちらを選択しますか?

中高生といえば多感な時期でもあり、共学か、あるいは性別によって男子校または女子校の別学にするのか、選択に迷ってしまいますよね。

そこで今回は、この共学と別学それぞれのメリットに着目。近年の傾向がどうなっているのかをはじめ、メリットの詳細や学校選びのポイントをご紹介します。

男女共学が一般的な一方、男女別学は関東に集中

現在、男女別学の公立学校は群馬や埼玉など、関東の一部に多くなっています。そのため地方出身の方には、なじみがないかもしれませんね。

関東の一部に別学が多い理由としては、養蚕業が盛んだった明治期に官営の製糸工場あったことがあります。官営の製糸工場で働く工女は全国から集められた優秀な女性たちで、夜学での教育も行われました。やがて女性の社会進出も進み、県立の高等女学校が生まれたのです。

とはいえ、全国的にみると、男女共学の方が一般的ということですね。

男女共学のメリット

男女共学のメリットは、以下の3つが挙げられます。

  • 異性とのコミュニケーション能力をアップできる
  • 男女の価値観の差を理解できる
  • 恋愛経験を積みやすい

男女共学で最初に挙げたいメリットは“異性間のコミュニケーション能力をアップできること”。

大人になり社会に出ると、男女一緒に働くことになります。もしも同性に囲まれた環境からいきなり異性に囲まれた環境に変わったら、少なからずとまどうことになるでしょう。そのときに役立つ異性とのコミュニケーションスキルが、男女共学では自然に身に付くというわけです。

また、異性によって考え方感じ方は変わってきますが、共学ならば「男子ってこんな感じ」「女子ってこんな感じ」というように、学生生活の中でさまざまな価値観があることや、性別による価値観のギャップを自然に理解することができます。

さらに、異性の友人ができるのはもちろん、恋愛経験も積みやすいことから、学生時代の思い出が華やぐといった意見も。男女の自然な交流によって異性とのコミュニケーションを円滑に行い、充実した学生生活を送れる点が、男女共学の大きなメリットといえるでしょう

男女別学のメリット

一方、男女別学のメリットは、以下の3つが挙げられます。

  • 勉強に専念でき、学力アップできる
  • 性別にあった教育を受けられる
  • 異性を気にせずのびのびできる

男女別学のメリットとして最初に挙げたいのは“勉強に専念できること”。

多感な時期は異性に気を取られやすくなりますが、男女別学ならそのリスクが少なくてすみます。異性に向けられるエネルギーを勉強に集中できるのですから、そのぶん学力はアップするはずですよね。

実際、難関大学の合格者には、男女別学校の出身者が多いとのデータも出ているそうです。

また、男性と女性は脳の構造の違いなどから生物学的に見て得意な勉強の分野が異なり、男性は理数系が得意で女性は文系が得意な傾向があるのだとか。つまり、男性と女性では教育法を変えた方が、より学力がアップしやすいのです。

さらに、異性の目を気にする必要がないぶん、のびのびと過ごすことができるのも男女別学のメリットのひとつといえるでしょう。

男女共学・別学どちらにもそれぞれメリットはあり、どちらのメリットを優先するべきか迷ってしまいますが、優先したい学校選びのポイントは“家庭の教育方針”や“子供の意志”、そして“子供の性格”です。

メリットに捕らわれるあまりに、いちばん大切なことを見失ってしまっては本末転倒になってしまいます。子供の幸せな未来のために、じっくり考えてぜひ最良の選択をしてあげてくださいね。

PHOTO/sayu/Shutterstock
参照/
朝日新聞デジタル「男女別学、なぜ関東に多い? 「養蚕業が関係」の見方も」
スタディサプリ中学講座「コミュ力が上がる「共学」?勉強に集中できる「男女別学」?どっち派!?」
スタディ・タウン学び情報局「高校は女子校・男子校・共学どれを選ぶ? それぞれのメリット・デメリット」
inter-edu’s eye「男女別学を選ぶメリット」

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