知らないうちに我が子の自立を妨げているかも…「ヘルプ」と「サポート」どう違う?

ヘルプとサポート 違い

「○歳なのに、こんなこともできなくて大丈夫かしら」「ほかの子と比べてどうなのかな」「できないことで悲しい思いや恥ずかしい思いをしていないかな」…親であれば、気になるところですよね。つい手助けしてしまうこともあると思います。

でも手助けばかりしていたり、そのやり方を間違ってしまうと、子供の自立を妨げることに繋がったり、傷つけやすい大人に成長する原因となってしまうことがあるんです。

子供に必要なのは、ヘルプより「サポート」。自分の行動がどちらなのか、考えてみましょう。

ヘルプとサポートの違いって?

「ヘルプ」と「サポート」は、何が違うのでしょうか。

ヘルプとは、できない相手の代わりにやってあげることで、助けてあげることです。

そして、サポートとは、やり方を教えたりして、相手が自分の力でできるようになるのを見守ることです。

子供が生まれたときのことを思い出してみましょう。赤ちゃんは、一人ではなにもできません。おっぱいを飲ませ、おむつを替え、お風呂に入れて…このようなお世話は、「ヘルプ」です。

赤ちゃんだった子供も、成長にしたがい自分でできることを増やしていかなければなりません。「自分でやりたい」「もっと上手になりたい」、そんな気持ちを引き出すには、「サポート」の姿勢が大切になります。

つまり、子育ては「ヘルプ」から始まりますが、成長に合わせて「サポート」の比率を増やしていかなければならないといえます。しかし、その変化に気づかずいつまでも「ヘルプ」ばかりしていると、子供が自分でさまざまな体験をするチャンスを奪うことになってしまうのです。

それだけではなく、「ヘルプ」の多い親は自分の指示や命令に子供を従わせることが多いため、子供の自立心や考える力が育たなくなるという心配もあります。

一方、親から上手な「サポート」を受けて育った子供は、自分の力でいろいろなことを乗り越える経験を多く積んでいるので、自分自身に自信を持つことができます。また、経験したことのない困難に陥ったときでも、自分の頭で考えて解決しようとする自立心が育まれます。

こんなときどうする?その行動はヘルプ?サポート?

例 1.「朝なかなか起きられない」

ヘルプ…親が起こしてあげる
サポート…目覚まし時計の使い方を教える。寝る時間を早めるなどスケジュールを変えてみる。

例2.「おもちゃが片づけられない」

ヘルプ…「遊んだあとはお片付けするんでしょ」と毎回注意する。代わりに親が片づけることも多い。
サポート…おもちゃ箱を片付けやすい形に変える。ラベルを貼ってしまう場所をわかりやすくしてあげる。

例3.「登園など、朝の準備が一人でできない」

ヘルプ…間に合わなくなると困るので、結局親がやってあげる。
サポート…To Doリストを作って壁に貼る。必要な持ち物は子供の手の届きやすい場所にわかりやすくまとめてあげる。

あなたが普段取りがちな行動は「ヘルプ」「サポート」のどちらだったでしょうか?

こうして並べてみると、「ヘルプ」する方が親にとっては手っ取り早く簡単で、「サポート」をするのは手間や時間がかかることに気づくのではないでしょうか。

しかし、「ヘルプ」ばかりしていては自分ですべき習慣がなかなか身に付かず、結局いつまでも親の助けが必要…ということにもなりかねません。「サポート」を通して、自分の頭で考えやってみるという経験を増やしてあげたいですね。

なんでもテキパキとこなすキッチリした方や、子供の教育意欲が高いまじめな方ほど、子供に「ヘルプ」してしまう傾向が高いようです。世間体や周りの子供との比較はひとまず横に置いておいて、長い目で子供の成長をサポートしてあげましょう。

PHOTO/Natalia Lebedinskaia/Shutterstock
参照/
子供を伸ばす 親心アップの家庭教育「『ヘルプ』と『サポート』の違い」
世界子育てネットSweet Heart「子供の『生きる力』を発芽させようby菅原裕子」
おとよん「『ヘルプ』と『サポート』は違う!? あなたの子育てはどっち?」

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