家庭での花火遊び、子供にやらせるときに注意すべきこと

花火の注意点

子供たちも楽しみにしている夏の風物詩といえば花火! 夏休みはスーパーや量販店で購入した手持ち花火を買って、家の庭や公園で楽しむ予定を立てているご家庭も多いのではないでしょうか?

その一方、ある調査によると”花火事故全体の6割は10歳未満で、特に5歳以下が目立つ”というちょっと怖い結果も。今回は子供と花火遊びをする際に、気をつけるべき注意点をまとめました。

子供に多い花火事故は”やけど”

花火をする際に最も注意したいのはやけどです。実際に花火事故の中でもやけどの事故事例は最も多く、次のような子供のやけど事例が報告されています。

  • 線香花火の火花が足の甲に落ちてやけどをした
  • 手持ち花火の火花が飛び散り、前方にいた子供の顔面に当たってやけどをした
  • 子供に持たせた吹き出し花火に着火した際、持ち手部分が爆発してやけどをした
  • スパークラー花火にまとめて火をつけたら炎が燃え上がり、手にやけどをした

実は、私たちが普段気軽に楽しんでいる家庭用花火の燃焼温度は、なんと1200~1500℃にも及びます。熱湯などでの火傷に比べても、重度の火傷につながりやすいということをよく覚えておく必要があります。

マッチ・ライターでの点火はやけどリスク大

花火による事故を防ぐために、まずは点火方法を見直すことが大切です。

例えばマッチやライターでの点火は、実はやけどのリスク大。炎が大きいため花火の導火線に火がついた瞬間がわかりにくく、気づかないうちに炎が突然噴出するなどの危険があるので使用を避けましょう。

花火を点火するときは、ローソクまたは線香を使用して、できるだけ体から離して着火するのがベストです。

また、手持ち花火は数本まとめて火をつけると、炎が大きくなって思わぬ事故につながります。1本ずつ着火するようにしましょう。

たとえなかなか着火しなくても、むやみに長時間花火をローソクや線香の上であぶるのは危険です。思わぬタイミングで火花が飛び散り、やけどをした事故事例もあります。

とくに打ち上げ花火をする際は点火後すばやく5m以上離れ、なかなか打ちあがらなかったり途中で火が消えたりしても、決してのぞき込まないようにしましょう。

火をつけたあとも、振り回したり、顔に近づけたりせず、なるべく体から離して持つことを徹底させたいもの。風が強い日も、火花が飛び散りやすかったり打ち上げ花火が倒れやすかったりと、思わぬ事故につながりやすいので、花火遊びは避けるのが理想的です。

服や靴選びで、燃え移りや火傷リスクを減らせる

やけど事故の中には、衣服にろうそくや花火の火が燃え移りって大やけどを負うケースも多く見られます。

花火といえば浴衣のイメージもありますが、特に浴衣は長い袖や帯に火が燃え移る事例も多く、長いスカートやフリルつきスカート等もろうそくの火が触れる可能性が高く危険です。化繊素材の服も、火が移りやすい上に燃えやすいため避けるようにしましょう。

また、靴選びも見逃せません。サンダルなどに比べてしっかり甲が覆われた靴のほうが、火花が落ちて甲をやけどする事故リスクを回避できます。

もちろん子供には、着火した花火を人や物のあるほうに向けない、近づかない、着火中はよそ見をしないといったことも基本ルールとして徹底させるようにしましょう。

安全な花火の選び方

安全に花火を楽しむためには、“安全な花火”を選ぶことも重要。たとえば変形しているようなものだと、異常燃焼や爆発の危険もあるといいます。

花火を購入する際ぜひチェックしたいのが、『SFマーク』がついているかどうかです。

花火の注意点

出典:日本煙火協会

SFマークとは日本煙火協会の規格証で、SFマーク付きの花火は、万が一花火に欠陥があった場合、消費者の損害が賠償されるものです。万が一事故が起きた場合は、事故品となった花火を残し、自治体の消費生活センターなどで相談することができます。

また、花火は種類や製品によって、遊び方が違っていますので、火をつける前に必ず大人が遊び方を確認するようにしましょう。

花火をするときは、水をはったバケツや、ごみ袋を用意し、火やゴミの後始末をしっかりすることや、広くて安全な場所を選ぶこと、近隣に迷惑をかけないことなど、マナーにも注意していくことも大切です。

ルールとマナーを守りながら、安全に夏の思い出を作れるといいですね!

PHOTO/In The Light Photography/Shutterstock
参照/
公益社団法人日本煙火協会「花火事故事例」
独立行政法人国民生活センター「子どもに多い花火事故!目を直撃するケースも」
セコム 子どもの安全ブログ「夏のレジャーと子どもの安全。花火やバーベキューでの注意点」
Allabout暮らし「家で楽しむ手持ち花火の注意点と花火大会でのマナー」
札幌美容整形外科「わくわく花火心得は」

この記事が気に入ったら 「いいね!」

花火の注意点

この記事が気に入ったら 「いいね!」 ならいごとキッズの最新情報をお届けします。
子育て・幼児教育の情報を毎日配信中!

ならいごとキッズをTwitterでフォロー

サブコンテンツ