小学校で学習意欲が高い子供は、幼児期に〇〇の経験が!ベネッセの調査で明らかに

学習意欲の高い子供に育てるには

わが子には、小学校で自信をもって意欲的に学習して欲しいですよね。

今回は、子供の学習意欲を高めるために、親が幼児期の子供にどんな体験をさせてあげたらいいのか、ベネッセの調査結果をご紹介しながら解説します。

“遊びなどで達成感を味わう経験”の有無がその後の学習意欲に影響

ベネッセの調査結果によると、幼児期に“遊びなどで達成感を味わう経験”が多い子供ほど、学校に入ってからの学習意欲が高いのだとか!

達成感を味わう経験が多い子供は、達成感を味わう経験が少ない子供よりも、「勉強が好き」と答える割合が2割以上高くなっています。

また、自分から進んで勉強する主体性の面でも、達成感を味わう経験が多い子供の方が、経験が少ない子供よりも2割弱ほど割合が高くなっています。さらに自己肯定感の面では、3割も高いという結果に!

つまり、自分から進んで勉強ができる“勉強好きな子供”にするためには、幼児期に遊びなどでどんどん達成感を味わう経験をさせてあげることが大切なのです。

なお、これと同様に、絵本を読んで喜んだり悲しんだりする経験の多い子供も、その経験の少ない子供より学習意欲・学習の主体性・自己肯定感の全てのポイントで上回っているのだとか。

このことから、絵本を読んで感情を動かす経験もまた、勉強好きな子供にする大切な要素といえるでしょう。

達成感を味わうためのポイント

では、遊びや生活の中で子供が達成感を味わうためには、どうしたら良いのでしょうか。ポイントや、おすすめの遊びをご紹介します。

1.親子で新しい遊びに挑戦する

知育玩具やゲームを与えて子供だけ遊ばせるのではなく、親と一緒に楽しむことで子供はよりたくさんの達成感を味わうことができます。

ちょっとした待ち時間や隙間時間に親子で手遊び歌をする、公園で新しい遊具に一緒に挑戦する、パズルや知育玩具、ゲームに一緒に挑戦する、など、子供と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

2.遊び感覚でお手伝いをお願いしてみる

お手伝いも、達成感を得る良い方法です。遊び感覚で楽しくお手伝いをすることで、達成感を感じるだけではなく、責任感や勤勉意欲の基礎を育て、親子間の円滑なコミュケーションもとれます。

3.一人でできそうなことは見守る

遊びにせよお手伝いにせよ、子供がなかなか上手にできない姿を見るとつい手伝ってあげたくなりますが、そこは我慢して、一人でできそうなことは子供に任せてみることが大切です。

4.毎晩絵本を読んであげる

絵本の読み聞かせをすることで、子供は主人公に感情移入しながら物語を追体験でき、達成感を得られます。また、読み聞かせは子供の知的好奇心や想像力を育み、語彙を増やして表現力も高めてくれることからも、ぜひ習慣化したいポイントのひとつです。

親は褒め方にも気をつけて!

達成感や自己肯定感を育むためには、褒めることも大切です。しかし、ただやみくもに褒めればいいというわけではありません。子供の成長につながる褒め方のポイントをしっかり押さえましょう。

1.才能や結果ではなく、過程を褒める

子供が何かにチャレンジたら、成功不成功に関わらず、子供が努力をした“過程”を褒めることが大切です。

「できてえらいね」ではなく「一生懸命頑張ったね」と褒めてあげることで、たとえ失敗しても子供はまた頑張ろうという気持ちを持ってくれます。

反対に、才能や結果ばかりを褒めていると、子供も親が喜ぶ結果だけを重要視するようになってしまうため注意が必要です。

2.すぐに、具体的に褒める

褒めるときは、その場ですぐ褒めることも大切です。

また、できるだけ具体的に褒めるようにしましょう。例えば、子供が自分でオモチャを片付けられたとき、ただ単に「えらいね!」と褒めるよりも「オモチャを自分で片付けられてえらいね!」と具体的に褒めてあげた方が、子供はより高い達成感を得ることができます。

3.心から褒める

家事や育児に忙しい中、ついつい口先だけで子供を褒めてしまうことがありますが、褒めるときは視線を合わせて笑顔で褒めてあげましょう。

親も嬉しいということを表情と言葉で示してあげれば、子供は親が心から褒めてくれていると実感することができます。

4.人と比べた褒め方をしない

他のお友達や兄弟と比較した褒め方は避けたいもの。大切なのは、他人との差ではなく、子供の本人の努力を評価してあげることです。そうすることで、子供は安心し自己肯定感を養うことに繋がります。

5.過剰に褒めすぎない

褒めることは大切ですが、だからといって過剰に褒めすぎるのは逆効果です。あまり極端な褒め方をしていると、子供は自分が他人とは違い特別だと思い込んでしまう心配があります。

たくさんの要素があるように感じるかもしれませんが、要するに、子供が片付けをしたらその場で子供と視線を合わせ、笑顔で「片付けを頑張ったね」と言葉をかけてあげれば良いのです。

子供が小学校にあがったときに、意欲を持って勉強できるようにするためのポイントは、幼児期に遊びなどを通して達成感を味わう体験をたくさんすること。今回ご紹介したようなポイントを毎日の生活の中で取り入れながら、子供がより多くの達成感を味わえるように導いてあげてくださいね。

PHOTO/studiolaut/Shutterstock
参照/
ベネッセ教育情報サイト「小1からの学びにつながる幼児期の経験は?」
ベネッセ教育情報サイト「子どもの自己肯定感を育てる! 子どもを褒めるときに意識したい5つのこと」
ならいごとキッズマガジン「子供の心と身体にメリットいっぱい!親子で楽しむ『手遊び歌』」
ならいごとキッズマガジン「脳トレ&手先を器用に!パズルを使った幼児教育」
ならいごとキッズマガジン「【子供の年齢別】脳トレができるおすすめ知育玩具13選」
ならいごとキッズマガジン「子供の自主性を引き出す『かきくけこの法則』とは?」
ならいごとキッズマガジン「『お手伝い』する子どもは将来成功する!その効果と促し方のコツが米の研究で判明!」
ならいごとキッズマガジン「3歳までの褒め方で、その後の学力に差が!?『才能褒め』に要注意!」
ならいごとキッズマガジン「『ペアレントトレーニング』に学ぶ!子供の褒め方・叱り方」
ならいごとキッズマガジン「子供のためになる褒め方・叱り方って?~みんなが悩む子供の教育~」
ならいごとキッズマガジン「子供の能力を伸ばすカギは褒め方にあった!」
日経デュアル「絵本の読み聞かせ 子どもの「自己肯定感」を伸ばす」

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