学費はどれくらいかかるもの?『医者』になるために必要なこと~子供の未来設計図vol.10~

医者になるには

将来、子供がなりたい職業を実現してあげるためには、親として、何をしてあげられるでしょうか。

子供が目指す職業によって、進路はさまざま。「その夢を叶えるためには、どんな大学や学部がいいの?」「何を習わせておくと有利なの?」「どんな教育が必要?」 親にとっては気になることもたくさんありますよね。

職業別に必要な能力や、なるために必要な進路などを紹介する本連載。今回はなりたい職業ランキングに男女ともに常にランクインしている『医者』について紹介していきます。

なるまでには長い道のりが…『医者』は常に勉強の継続

医者になるには、まず医師免許を取得するために、医学部のある大学や医科大学に進学する必要があります。

この『医学部』『医科大学』は数ある大学や学部の中でも最難関クラスであり、入学するためには総合的な学力(最低でも偏差値60以上)が必要といわれています。入学後も、必要な基礎知識を6年間かけて必死で学び、医師国家試験にパスしなくてはなりません。

医師免許を取ったあとも、次は大学病院等で2年間研修医として臨床現場を経験し、やっと『医者』となることができるという長い道のり。こうしてみると、医者は、常に勉強を継続していかなくてはならない大変な職業なのですね。

他にも、防衛医科大学校に入校し自衛隊の中でお給料をもらいながら医者として下積みしていくという方法もありますが、その場合も卒業してから9年間は自衛隊で働く必要があります。

また、国公立大学の一部の医学部では『学士編入学』という制度があり、社会人になってから受験するという道もあります。

私立と公立とでかかる費用もまったく違う…!

医者になるためには高額な学費がかかるともいわれていますが、国公立の場合、400万円弱で済むこともあります。一方、私立の場合だと一番安くても2,000万程度、最も学費が高い大学だと5,000万もかかるといわれています。

学費以外にも、教材が医学専門書であることが多く、非常に高額です。総額で数十万円から100万円近くかかることもあるそうです。

同じく、国家試験合格のための講座の参加費も数十万円から100万円ほどかかることも。親元を離れて通学する場合、住居代や仕送り等もかかってきますので、頭に入れておく必要がありますね。

また、医者になりたいけれどお金がないという人に対して自治体や大学などがお金を貸してくれる『医学部修学資金貸与』という制度もあります。利用できる条件や貸してもらえる金額もそれぞれ異なるので、子供が医者を目指したい場合は、調べておくと良いでしょう。

なりたい場合は早めの勉強習慣を!幼少期からできること

幼少期の子供が医者になりたいと夢みたり、親が将来医者になってもらいたいと願っていたりする場合、今からできることはどんなことでしょうか。

まずひとつに、幼少期から勉強の習慣をつけておくことがとても大切です。幼少期なので、机に座ってお絵かきや折り紙でもいいでしょう。

また、パパやママも何かの勉強をしたり、本を読んだりする姿を子供に見せてあげると、子供も興味を持ったり、勉強することが当たり前という意識を持ったりできるようになります。

また、ただ闇雲に机に向かわせるのではなく、例えば英語を勉強している子なら英検にチャレンジする、お絵かきが得意な子なら絵画コンクールに出品するなどの目標を設定して、それをクリアする喜びを味わわせてあげることも大切です。

成功体験を多く重ねることで、目標に向かって努力した先に達成感と喜びがあるということを知ることができ、勉強を楽しいと感じられるようになります。

ただ、この目標は誰か他の人から設定されたものであってはいけません。子供が自ら『これを目標にする』と決めたことでないと、意味がないのです。

親が『医者になれ』と設定した目標に向かって頑張ることは、子供にとってはプレッシャーでもありますし、厳しい医者への道を歩み続ける中で、行き詰まってしまうこともあるかもしれません。

もし、子供にどうしても医者を目指してもらいたいと願うのであれば、子供自らが医者という仕事に興味を持つように、医者の素晴らしさやメリットを日々の生活の中で伝えるようにしてみてはいかがでしょうか。

それでも子供が別の夢を持ったときは、それを全力で応援できる親でいられると良いですね。

Top Photo/hand draw/Shutterstock
参照サイト:
TMPS医学館 医学部の学費とそれ以外にかかる費用について
ならいごとキッズ子供が将来『医師』になるには?幼少期~小学生まで親がすべきサポートはこれ!
医師紹介会社研究所 子供を医師に育てるための10箇条
へき地ネット「医学部修学資金貸与」

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