子供の頃から大会で実力をつけることも!『パティシエ』になるために必要なこと~子供の未来設計図vol.9~

パティシエになるには

将来、子供がなりたい職業を実現してあげるためには、親として、何をしてあげられるでしょうか。

子供が目指す職業によって、進路はさまざま。「その夢を叶えるためには、どんな大学や学部がいいの?」「何を習わせておくと有利なの?」「どんな教育が必要?」 親にとっては気になることもたくさんありますよね。

職業別に必要な能力や、なるために必要な進路などを紹介する本連載。今回は、『パティシエ』のお仕事に注目し、ご紹介します。

朝から晩まで大忙し!パティシエは意外とハードワーク

見ているだけでわくわくするような色とりどりのおいしそうな洋菓子。この洋菓子を作る職人さん、『パティシエ』に憧れる子は多いですよね。

パティシエは洋菓子専門店やレストラン、ホテルや結婚式場などでさまざまなスイーツを作って、私たちを喜ばせてくれます。

スイーツ作りと聞くと何となく可愛らしいイメージがありますが、実はパティシエの仕事はかなりのハードワーク。特に新米のパティシエは、下準備などの作業を多く担うことになるので、お菓子作りの技術を高めながら、同時にさまざまな業務をこなさなくてはいけません。

例えば、洋菓子専門店で働くパティシエの場合、朝5時や6時などの早朝の時間帯から出勤し、まずは作業場やショーケースの中をきっちり清掃し、冷蔵庫の温度を調整したり、材料の準備や下ごしらえをしたりします。

また、新米のパティシエなら、店頭の掃除や準備も大切なお仕事のひとつ。そして、お店の開店時間までに本業であるお菓子作りをし、お店の営業中は閉店時間まで、売れ行きを見ながら追加のお菓子を作るなどして商品の補充をします。

やっとお店が閉店しても、すぐに帰れるわけではなく、片づけや翌日の作業の確認や準備をして一日が終わりです。

クリスマスなどの繁忙期や、多くの予約が入っている日は徹夜作業になることもあるのだとか。朝も早くて夜も遅い、立ち仕事の多いハードな仕事といえそうです。

必要な資質は”体力””根性””美的センス”に”論理的思考力”!

まず、パティシエにもっとも必要なことは「お菓子が好き」という情熱です。お菓子のために、創意工夫したり、世界中のおいしいお菓子を食べ歩いたり、お菓子のためなら苦労をいとわないという人たちがパティシエに向いています。

また、一見華やかに見えて、実は地道な作業が多いため、同じ作業をコツコツと繰り返すことが苦にならないタイプであることや、集中して何かを作りあげる力も必要となります。そして朝早くから、ときには徹夜作業もあるなど、長時間立ち通しの仕事ですので、体力や根性も不可欠でしょう。

お菓子作りには美的センスや感性が重要であるのと同じくらい、論理的思考力が必要です。材料の配合次第で、お菓子の味や見た目に大きな違いがでますし、季節や産地によって材料の質も変わってくるので、それに応じて作り方を変えていく必要があるからです。

なるためのルートはこの3つ!

そんなパティシエになるための主な進路は以下の3つです。

  • 製菓専門高校に入学し、卒業後パティシエとしてレストランや洋菓子店などに就職
  • 大学や短大を出たあとに製菓専門学校へ入学、卒業後パティシエとして就職
  • 洋菓子店やレストランで昼間は働きながら夜にパティシエの勉強をする

パティシエになるために絶対に必要な資格というものはないため、必ずしも専門学校で勉強しなくてはならないということはありません。

洋菓子店やレストランなどの現場でアルバイトや契約社員として働きながらパティシエに弟子入りし、より実践的なお菓子作りを学ぶという道もありますが、やはり幼い頃からパティシエを目指しているという場合は、高校や大学を卒業してから専門的な知識を学べる専門学校へ通い、スキルを磨く人が多いようです。

専門学校では、お菓子作りを基礎から学び、食品学や栄養学なども学びます。菓子職人として技術の証でもある『製菓衛生師』や『菓子製造技能士』などの国家資格を取る人も多く、お菓子の本場である海外への留学をサポートしてくれる製菓専門学校もあります。

小さい頃からのお菓子作りが夢を作る!『全国小学生パティシエ選手権』で腕を磨く子供も

もしお子さんが「パティシエになりたい」という夢をお持ちなのであれば、今のうちから親子で日常的にお菓子を手作りする習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

実は、お菓子作りが好きな小学生が、自分で考えたお菓子の作品を応募することができる『全国小学生パティシエ選手権』という大会が開催されています。

この選手権は、子供たちが自分で考えたオリジナルのお菓子作りを通じて、食に対する正しい知識や望ましい食習慣を身につけること、挑戦する心や自信をつけることなどを目的に開催されている、体験型の食育コンテストです。

子供は大会ごとのテーマに合ったお菓子を自分で考え、そのレシピと写真(または絵)で、この大会にエントリーします。

応募資格は
・日本に在住する小学1年生~6年生
・自分でお菓子が作れる人、またはこれから作ってみたい人 と幅広い子供を対象としています。

子供らしい豊かな発想で本格的で可愛らしい作品が盛りだくさん。

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今日は嬉しいお知らせが✨   将来の夢はパティシエになりたいという息子  一緒にお菓子作りを始め  小学生パティシエ選手権に応募してみました   今回のテーマは  「仲良くなれるお菓子」で  幼馴染3人で虹の島で仲良く遊ぶ様子を  お菓子で作ってみました   初めて本格的にチャレンジしたお菓子作り  慣れなくてなかなか上手くできないことも  あったけれど    この度見事入選しました🎊   残念ながら決勝10名には残れませんでしたが  まだまだスタートしたばかり  これを期に色々挑戦してみてほしいな   恥ずかしがりやの息子  ハニカミながらも喜んでおりました😊   *  *  *    #暮らしを楽しむ#クッキングラム #記録#おうち時間#おうちカフェ#レインボーゼリー#虹の島#息子パティシエ#スイーツ#虹#海#コズレ #全国小学生パティシエ選手権#小学生パティシエ #デリスタグラマー #親バカ部 #cooknglam#rainbowjelly#dreamisland

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こちらの彩り豊かな作品は、幼馴染3人で虹の島で仲良く遊ぶ様子をスイーツにしたもので、見事入選したのだそうです。子供のモチベーションややる気もアップしそうですね。

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きのうは全国小学生パティシエ選手権でした☻ なんとGâteau d'amour最年少生徒さんAちゃんが 750通の応募の中から決勝大会10名に選ばれました‼︎ わたしも試作から本番までサポートさせていただきました♡ イメージを絵に書くところから、味や食感、バランスを考えたり、試作を繰り返して一緒に頑張りました。 子どもの発想は自由なので、それを絶対に邪魔しないように、彼女の思い描くものを100%ケーキに盛り込むお手伝い🎂 自分のレシピを考えるより難しかった😂💦 本番は制限時間2時間半の間に、すべて1人で完成させなければいけないのですが、たくさん練習して、まさかのハプニングにもめげず見事に完成させてくれました! *本番の写真は撮れなかったので、これは応募用写真 結果は見事全国3位に輝きました✨✨✨ 感激感激でした!勝手に親戚のような気持ち(笑) 決勝大会に進めたこともすごいのですが、実は今回Aちゃんの大会までの様子が関テレに密着取材されています♪ 私との直前練習も撮影していただきました! 9月にミニ特番で放送されるみたいです☻ 私は映るか分かりませんが、本番の様子が見れるのが今から楽しみ! 今まで起きたことのないハプニング続発してたみたいです(>_<)ドラマちっくに編集されるのかな?笑 とにかく無事に終わって、Aちゃんが達成感でいっぱいだと言ってくれて、私は感無量です♡♡♡ 制限時間付き、いつもと違う環境と緊張のなか、本当によく頑張ってくれました! 久しぶりの投稿、長文失礼しました。 #全国小学生パティシエ選手権 #決勝大会 #テーマ #笑顔になれるお菓子 #gateau_damour #kidspastry #写真は決勝進出者と審査員の方々 #ゆうこりん可愛かった

Aiさん(@ai_mitsu24)がシェアした投稿 –

こちらは、第13回の選手権、決勝大会で見事3位に選ばれたという作品。イメージ図を描いて、味や食感、バランスを考慮し、何度も試作して作ったのだそう。子供の頑張りが認められるのは、嬉しいものですね。

将来パティシエになる夢を持つ子供たちを『全国小学生パティシエ選手権』に出場させることで、子供の食への意識やお菓子作りの技術も向上し、夢に一歩近づけるかもしれませんね。

これからの時代、人間の手でしか作れないお菓子を作るパティシエという仕事は、より価値のあるものになるかもしれません。お子さんがお菓子作りに興味があるという場合は、ぜひ夢を叶えるお手伝いをしてあげてくださいね。

TOP PHOTO/Christos Georghiou/Shutterstock
参照/
キャリアガーデン「パティシエになるには」
キャリアガーデン「パティシエの一日」
キャリアガーデン「パティシエに必要なもの」
京都製菓製パン技術専門学校「パティシエになるには?パティシエになるための3つの方法」
学研キッズネット「パティシエ・パティシエール」
パティシエントマガジン「新人パティシエの1日 密着24時!」
全国小学生パティシエ選手権

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