子供のやる気は言い方次第!『ペップトーク』をマスターしよう!

ペップトーク

発表会や試合やお受験…子供が本番前に緊張していたら、どんな言葉をかければいいのか迷ってしまうことがありますよね。

そんなときは、『ペップトーク』というコミュニケーションスキルメソッドを参考にしてみてはいかがでしょうか。子供のやる気を引き出し、実力を発揮しやすくなりますよ。

アメリカ発のコミュニケーションスキル『ペップトーク』とは?

『ペップトーク』は、アメリカ発のコミュニケーションスキルです。

もともとは、スポーツの試合前に選手を励ますために監督やコーチが用いた短い激励スピーチでしたが、スポーツ以外のシーンでも使えると話題になり、日本でも徐々に知られようになりました。

ペップトークの“ペップ(Pep)”とは『元気・活気・活力』を意味し、応援したい人がいれば日常のどんな場面でも使うことができます。

もちろん、ママが子供を励ましたいときにも役に立ちますよ。テストや発表会の前など、大切なシーンで活用してみてはいかがでしょうか。

すぐに実践できる『ペップトーク』の4ステップ

アメリカの監督やコーチが用いていたペップトークですが、一般の人でも使えるように、日本でもコミュニケーションの専門家たちがそのメソッドや手順を紹介しています。

ペップトークのポイントは、長くても2分以内におさめ、肯定的、かつ相手に伝わりやすい言葉を使うこと。また、ペップトークには“受容→承認→行動→激励”の4ステップがあり、その手順を覚えればすぐに実践できます。

まずは、それぞれのステップについて解説していきます。

ステップ1:受容

まずは現在の状況に対して、その事実を受け入れる言葉をかけましょう。

たとえば、コンクールや発表会の直前だったら「緊張して手が震えているね」「私もコンクール前はこんな感じだったよ」など、不安や緊張といった感情を否定することなく、肯定的に受け止めます。

ステップ2:承認

事実を受け入れた上で、それを前向きな捉え方に変換していきます。「緊張しているのは、努力の成果を発揮したいと本気で思っている証拠だよ」など、事実を肯定的な発想へと転換できるよう、手助けしてあげましょう。

ステップ3:行動

「いつもどおり演奏したら、きっといい結果がついてくるよ」など、具体的にどのような行動をとればいいのか、導いていきます。

このとき「本番中はぜったいに間違っちゃだめ」といった具合に、“してはいけないこと”ではなく、”してほしいこと”を肯定的に伝えることが大切です。

ステップ4:激励

最後に「さあ、いってらっしゃい」と背中をやさしく押して、相手に勇気を与えましょう。これらの4ステップを踏むことで、相手のやる気を引き出すことができます。

ペップトークの実践例

それでは具体的なシチュエーションとともに、具体的なトーク例をみていきましょう。

各ステップでどのような声かけをしたほうがいいのか、参考にしてみてくださいね。

(例)テストの前

  1. 受容「今日はテストの日だね。緊張しているの?」
  2. 承認「それは今まで〇〇ちゃん(君)が頑張って勉強してきたからだよ」
  3. 行動「今までの努力を信じて集中して取り組めばきっとうまくいくよ」
  4. 激励「さあ、いってらっしゃい。今日の夕飯は〇〇ちゃん(君)が好きなカレーをつくって待ってるね」

(例)発表会の前

  1. 受容「〇〇ちゃん、発表前で手が震えているね。ママも緊張してそうなったことがあるよ。」
  2. 承認「でもそれは今まで〇〇ちゃん(君)がそれだけ真剣に練習してきたからだよ」
  3. 行動「自分が楽しく演奏している姿をイメージすれば、最高の演奏ができるよ」
  4. 激励「さあ、自信を持っていってらっしゃい!」

こちらは一例ですが、シーンや子供の性格に応じた声かけをしてあげられるといいですね。

たった2分で子供のやる気を引き出すペップトーク。学校や習い事など日常生活のさまざまな場面で使うことができるので、ぜひ今回ご紹介した4ステップをマスターして、子供の自信ややる気を上手に引き出してみてくださいね。

PHOTO/Zhenyakot/Shutterstock
参照/
一般財団法人日本ペップトーク普及協会「ペップトークとは」
はなまる先生のはなまる魔法心理学「ペップトーク例~自分やまわりの人の心に火をつける魂の言葉~」
魂に火をつける講演家 浦上大輔「ペップトーク」
ダ・ヴィンチニュース「2分で子どもをやる気にさせる?! 褒め育てのコツがわかる「ペップトーク」」

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