後始末に注意!ノロウイルスの予防法と二次感染対策

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今年は暖冬ですが、やっぱり朝起きるのがつら~い時期ですよね。風邪をひきやすくなり、インフルエンザにかかるお子さんも少なくないようです。

そして気がかりなのが、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎。毎年11月から2月にかけて幼稚園や保育園などで流行がみられ、集団発生にもつながるため、何としてでも予防したいですよね。

そこで今日はノロウイルスから子供を守る予防法について考えていきたいと思います。

ノロウイルスに感染するとどうなる?

ノロウイルスは「感染性胃腸炎」で、微熱、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が出るのが特徴です。感染力があることから保育園や幼稚園などで集団生活をする子供は感染しやすく、特に注意が必要です。

くしゃみ、咳、鼻水、目ヤニ、便や吐物などの排泄物、粘膜などから感染する可能性が高く、感染後24時間~48時間の潜伏期間を経て症状が現れます。症状は2日程度続き、自然に治癒します。

ノロウイルスから子供を守るには

まずは手洗いから

感染予防の基本といえば「手洗い」です。おやつや食事の前、トイレの後、外遊びから戻ってきたとき、帰宅後など、こまめな手洗いを徹底するだけで感染の可能性をぐっと低く抑えられます。

ただし、きちんと手洗いをしないと感染予防にはなりません。

  • 石けんと流水で15~30秒以上行う
  • 手のひらだけでなく爪先や手首までしっかりと洗う
  • 手拭きは使い捨てのペーパータオルか個人用のタオルを使用する

など、予防につながる方法で手洗いをすることが大切です。

ノロウイルス対策にはハイターを上手に使って

アルコール消毒は感染予防にいいと思うかもしれませんが、実は、アルコール消毒はノロウイルスに対して効果がありません。

予防策として有効なのは、手洗い、次亜塩素酸ナトリウム、熱湯消毒などです。次亜塩素酸ナトリウム、いわゆる「塩素」は、漂白剤やハイターなどに使われている成分です。水で薄めて使いましょう。

・衣類の浸け置きや便や吐物が付着した床を掃除する場合
500mlの水に対し塩素系漂白剤を10ml

・トイレ、ドアノブ、手すりなどの消毒用
500mlの水に対し塩素系漂白剤を2mlくらい

また、ノロウイルス感染者の吐しゃ物を処理するときはマスクと手袋を着用することで二次感染のリスクを下げることができます。

吐しゃ物が付いてしまった服は捨ててしまうか、塩素系漂白剤などを使って消毒するようにしましょう。洗濯機に入れて他の洗濯物と一緒に洗うのは絶対にNGなので注意してくださいね。

便器のフタを閉めて流す

意外と知られていないのが、トイレでの感染。実は、トイレのフタを閉めずに水を流してしまうと、排泄物に含まれるウイルスが周囲にまき散らされてしまうのです。

知らず知らずのうちにウイルス感染してしまっていた!なんてことにならないためにも、便器のフタをしめた状態で水を流すことが大切です。

排泄物から感染するケースも多いので、トイレ後の手洗いはお忘れなく。

熱湯消毒をする

ノロウイルスは熱に弱く、85℃以上の熱を1分以上加えると死滅します。衣類、タオルなど直接肌に触れるものを熱湯消毒すると、グンと感染率を下げることができるでしょう。

また、熱湯消毒ならハイターなど漂白剤による衣類の色落ちを心配することもなく安心です。お子さんの体操服、肌着、手拭き用タオルなどを熱湯消毒してみてはいかがでしょうか。

ノロウイルスが流行する季節だからこそ、家庭でもしっかりと対策をしておきたいところですよね。胃腸炎は病気の中でもとてもきついものですから、感染しないように、まずは手洗いから始めてしっかり予防しましょう!

Photo/Ernst Vikne
参照/ノロウイルスに関するQ&A |厚生労働省

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