性教育は幼児期から始めよう!性に関する子供の「なぜ?」への答え方

性教育 幼児期

子供と一緒にお風呂に入っていると、「どうしてお母さんのおっぱいは大きいの?」「どうしてお父さんにだけおちんちんがあるの?」と、ドキッとする質問をされることがありますよね。びっくりしてその場しのぎの返事をしたというママも多いのではないでしょうか。

今回は、幼児期からの性教育の重要性や、聞かれて困る質問への答え方を考えてみましょう。

幼児期の性教育は早すぎる?

答えは「NO」です。

幼児期のわが子に性教育はまだまだ早すぎると思いがちですが、文部科学省『幼稚園における性教育の目標、指導内容』でも、早期からの性教育には3つの重要な意味があるとされています。

  1. 有害情報から幼児を保護する
  2. 周りの人の気持ちを考えて嫌がることをしてはいけないと知らせる
  3. 性被害から幼児を守る

このように、性教育は“生命や自己の尊重”、“性被害の予防”といった点でも、幼児期から正しい知識を身につけさせることが重要視されているのです。

子供の性についての質問に答えるときのポイント

子どもに性について聞かれとき、その場しのぎであいまいに答えることは、子供に間違った知識を与えてしまいます。

大切なことは「怒らない」「ごまかさない」「嘘をつかない」ということです。

怒らない

「そんなこと聞いてはいけません!」「あなたはまだ知らなくていいの!」と怒ることはNGです。質問してはいけないことだと思ってしまい、その後知る機会を失ってしまいます。さらに外部からの間違った情報を鵜呑みにしてしまうようになるかもしれません。

ごまかさない

はっきりと説明せず、あいまいな表現でごまかしたり、別のことに注意を向けてその話を終わらせてしまうこともNGです。「パパに聞いてみて」と押し付けることも同様です。子どもが正しいことを知る大切なチャンスを逃さないようにしましょう。

嘘をつかない

赤ちゃんができるまでや、産まれるときのことを聞かれるとつい説明しにくいために「結婚したらできるのよ」「いつの間にかお布団にいるのよ」といった嘘の説明をするママも多いでしょう。しかしこれは間違った知識を与えてしまうだけでNGです。できるだけ丁寧に、正確に答えてあげましょう。

子どもに聞かれて困る「どうして?」にはこう答えよう!

とはいえ、いざ子供に聞かれて困る質問をされたら、どう答えていいのか戸惑ってしまいますよね。子供から聞かれやすい質問と、答え方のポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

Q:赤ちゃんはどこから生まれてくるの?

A:おしっこが出るところと、ウンチがでるところの間にもう一つの穴があるの。ママのお腹で大きくなった赤ちゃんがそこから出てくるのよ。

⇒子供が「赤ちゃんはどこからやってくるの?」と聞く場合も、「生まれてくる」という表現で説明してあげましょう。「途中でうまく赤ちゃんが出てこないときは、痛くない工夫をしておなかを切って生まれてくることもあるけれど、でもどちらで生まれてきても価値は同じなのよ」などと添えるのも良いでしょう。

Q:どうしてママにはおちんちんがないの?

A:おちんちんは男の子にだけついているの。ママは女の子だからおちんちんがないのよ。

Q:どうしてママだけおっぱいが大きいの?

A:赤ちゃんにおっぱいをあげるために大きくなるのよ。この中にはおっぱいを出すための乳腺というものがあって、脂肪でできているのよ。

⇒このように男女の身体が違うことを丁寧に伝えましょう。

Q:赤ちゃんはどうやってできるの?

A:お父さんのおちんちんのところに、『精子』というものがあるの。それがお母さんのおなかの中の『子宮』にある卵とくっつくと、赤ちゃんができるのよ。

⇒とても答えにくい質問ですが、非常に大切なことなので嘘はつかずに答えましょう。まだ理解できないようであれば、ゆっくり段階を踏んでも大丈夫です。

Q:お母さんどうして血が出ているの?(生理のとき)

A:これは怪我でも病気でもないの。赤ちゃんのベッドになるためにお腹の中に血があるんだけど、赤ちゃんがいないときはこうして血が出てくるのよ。

⇒かつて日本では生理についての話を女子だけが集められて説明されるなど、性についての話題はタブーといった風潮がありました。しかしそれではいけないと、近年では男女平等に、より具体的な性教育をされるようになってきました。

幼児期の性教育の最大のメリットは、「体ってすごい」「体って面白い」と素直に受け入れられることです。いやらしいものとしてではなく、素直な気持ちで体のことを理解することは、自分の体に対しての価値観に大きくかかわります。

幼児を標的にした悪質な事件も増えていますが、正しい性の知識があれば、何かあったときに自分の体への危険を認識し、人に相談することが出来るようになるでしょう。性教育の正しい知識を持つことは子供の身を守ることにつながるのです。子供に性について聞かれたら、親として丁寧に向き合ってみてくださいね。

参照/
川崎市立看護短期大学「幼児期における性教育に関する幼稚園教諭の認識」

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