あなたの子供は大丈夫?親子で取り入れたいストレス発散術『コーピング』

コーピング

大人はもちろんですが、子供にもさまざまなストレスがあるもの。ストレスを完全になくすことは難しいですが、適切に対処すればうまくつきあっていくことができます。

それが今回ご紹介する『コーピング』と呼ばれる方法です。

親だけじゃない!子供もたくさんストレスを抱えている!?

親のストレスとしては、まず育児に対する悩みは大きいですよね。ほかにもママ友や義理の家族とのつきあい方、仕事と育児との両立など、ストレスの原因は数多くあることかと思います。

一方、子供も親と同様にストレスを抱えることは多くあります。

家庭で兄弟が増えて甘えたいときに甘えられない、成長するにしたがってしなければならないことが増えていく、お友達と仲良くできない、きちんと気持ちが伝えられない、といったことが、子供ながらにストレスを感じることは多いものです。

子供のストレスサインに注意!

子供の場合、ストレスは次のような体や行動にさまざまな形で現れます。

爪かみ

単純に癖ということもありますが、中には不安や欲求不満の表れの場合も。注意すれば一時的に口から離しても、根本的な問題が解決しなければ、噛めないことがさらなるストレスになってしまいます。

試し行動

わざとワガママを言ったり、悪いことをして大人を困らせ、どのくらい自分を受け止めてもらえるかを試したりすることです。大人が信頼できないと感じている子供に多く見られる行動です。

暴力

ストレスが暴力という形になってしまう子供もいます。特に言葉で自分の気持ちをうまく表現できないと、手が出てしまうこともあるものです。

発熱

精神的ストレスによって37℃以上の熱が出ることを『心因性発熱』といいます。子供の場合は高熱になりやすいのですが、解熱剤が効かないという特徴があります。

ストレスが進行すると、このほかチック症やうつ病、心因性難聴といった障害や病気に発展する場合もあります。そうした問題を防ぐために、日ごろから蓄積するストレスを対策する方法として、コーピングが有効とされているのです。

ストレスと上手につき合う方法、『ストレスコーピング』身につけよう!

コーピングとは“問題への適切な対応”を意味しており、ストレスに対する意図的な“自分助け”の対処法を『ストレスコーピング』と呼んでいます。1980年代から世界中に広まり、ストレスマネジメントとして企業や学校でも取り入れられるなど、広く支持を受けています。

ここでは、そのストレスコーピングの方法について詳しくお伝えしましょう。

好きな風景をイメージする

頭の中で素敵な風景を想像して、何が見えるか、どんな音が聞こえるか、温度や風、香りなど、自分がその場にいるかのようにイメージします。

子供には、家族と行った海や公園などでの楽しかった思い出を話し、「空が青かったね」や「砂でお城を作ったよね」など、具体的な声かけをするとイメージしやすいですよ。

楽しい計画を立てる

すぐにできることでもいいですし、ずっと未来の想像でも構いません。たとえば、「明日、一緒にケーキを作ろうか」という現実的な計画でも、「空を飛んでみたいね」という夢のような話でもOK。自由な発想で、楽しい計画を立ててみましょう。

自分を励ます

勇気が出ない自分や落ち込んでいる自分を想像し、その子にもう一人の自分が励ます姿を想像します。「勇気が出なくて困っちゃったんだね」というように、落ち込んだ理由を受け止め、励ますことが大切です。

子供には、まず大人から「こういうふうに言ってみたら?」と教えるといいでしょう。

コーピングは練習すると上達していくといわれます。大人が焦ったり、急かしたりしてしまうと逆効果なので、長い目で見て、ゆっくり試してみてくださいね。

PHOTO/studiolaut/Shutterstock
参照/
AllAbout 「SOSのサインかも。子供のストレスが引き起こす症状」
さぽナビ「子どものストレス対処法(1)」
LEE「子どももストレスを抱えてる?!親子でコーピングを学んでストレスフリーに」
日本耳鼻咽喉学会「みみと聞こえQ&A<心因性難聴>」
EL BORDE「我慢や気合いはもう古い! ストレス対策の「コーピング」にトライしてみよう」

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