早すぎてもダメ?ピアノの習い事は何歳からがベスト?

ピアノを始めるのに適した年齢

ピアノを弾くことが脳の発達にいいことが広く知られるようになり、『ピアノ』の習い事は例年子供の習い事人気ランキングで上位に君臨するほど、圧倒的な支持を集めています。

我が子にもぜひ習わせたいけど、いったい何歳ごろから始めるのがいいの? と疑問に思っているママも多いのではないでしょうか。

楽譜を読んだり指を器用に使ったりと、ピアノを弾くのは難易度も高そうですが、習い始める適齢はあるのでしょうか。

ピアノの知育効果おさらい

すでに広く知れ渡っているピアノの知育効果ですが、ここでちょっとおさらいをしてみましょう。

まず、ピアノを弾くと自然と両手、足、耳、目などを駆使して複雑な情報処理を行いますよね。これによって脳の神経細胞『ニューロン』が増えることが知られています。

またある研究では、10本の指をバラバラに動かす、指を速く動かす、といった手先を細かく使う動作によって、脳の部位が大きくなった、発達したという結果も。

さらに、指や足を動かす、楽譜を見る、めくる、といった多くの動作や確認を同時に進行させるなかで、脳内の処理能力が向上し、思考力も上がるとも言われています。

早く習わせても意味なし!?

ピアノの知育効果を知ると「一刻も早く始めたい!」と焦ってしまいそうですが、一方でピアノを習うのは早ければ早いほどいいというワケではなさそうです。

まず、ピアノを弾くためには音符や、ピアノと楽譜の関係などを理解する力が必要です。

また、ピアノの鍵盤を無理なく引くためには手指が発達していることも大切。そのため、まだ認知力(理解力)や手指の発達が十分でないうちからピアノをはじめても、その効果を十分に得るには時期早々と言えそうです。

ピアノを習う適齢期はいつ?

では、認知力や手指の発達がピアノを習うのに伴う年齢とはいつ頃なのでしょうか?

カワイ音楽教室では、認知や身体の発達の点でも問題なく取り組める適齢は4歳からとしています。

なお、ピアノで得られる音楽能力には音感・弾く技術・リズム感・音楽の基礎知識等などがありますが、その中でも特に子供のうちに鍛えておきたい能力もあります。それは『音感』と『弾く技術』です。そして『音感』、つまり“耳の力”が最も伸びる時期は4歳~5歳だと言われています。

また、ピアノを弾くには指を一本一本軽やかに動かすことが必要ですが、これも小さいうちに訓練してしまうほうが楽です。ヤマハ音楽教室では、この『弾く力』が伸びるのは6歳~8歳としています。

これらのことを考えると、音感もしっかり身につけたいなら4歳~5歳、弾く技術をしっかり身につけたいなら、遅くても小学校低学年までが、ピアノを習い始める適齢と言えそうですね。

3歳まではピアノにつながる基礎固めを!

では、4歳になるまでは何をしても意味ないの? と思う方もいるかもしれませんが、3歳まではピアノそのものではなく、ピアノを習う準備として、音楽の基礎能力を育むのがおすすめです。

ヤマハ音楽教室やカワイ音楽教室では3歳までのコースとして、聴く・歌う・リズムをとるといった音楽基礎を身につけるためのコースが設けられています。

ヤマハ音楽教室『ドレミらんど』

1~3歳の子供を対象に、音楽に合わせて歌ったり、手遊びしたりして、感性や情緒を育むコースです。

絵とともに繰り返し音楽に触れたり、リズムに合わせて打楽器を叩いたり、手を打ったりして楽しくリズム遊びをしたりと、年齢別に子供の成長に合わせたレッスンカリキュラムが設けられています。

保護者も一緒に積極的に楽しむことで、子供たちもより音楽に興味を持てそうですね。

詳細はこちら

カワイ音楽教室『3歳ソルフェージュ』

聴く、歌う・動く、想像することを通じて、ピアノを始めるまでの音楽の基礎的な力を育むコースです。

カリキュラムは3歳という年齢の発達に応じた内容になっていて、ピアノの音や歌を聴き、歌ったりリズム遊びしたり、打楽器を叩いたりして音楽と触れ合います。

楽譜を書く準備として、線や丸を書くワークや、リズムやイメージを絵や色で表現する取り組みも。音楽的な理解をしっかり深めておくことで、ピアノへのステップアップもスムーズになるほか、早い上達も期待できそうですね。

詳細はこちら

子供のリズム感が発達してくるのは2~3歳とも言われていますので、その時期にリトミックなどを習っておくのもおすすめです。

リトミックでは音楽を聞いて、そのイメージを感じ取り、身体の動きで自由に表現していく練習をします。子供が音楽を聴いて感じたままを表現することで、感性や情緒を育てていくことができます。

リトミックは1~2歳頃からスタートできるので、ピアノを習う前の基礎固めのひとつとしてぴったりです。

▼関連記事
ならいごとキッズ「リトミックってどんな勉強法?」

習い事の大定番『ピアノ』は単に早く始めればいいというわけではなく、子供の発達を考慮して習い始めることで、その知育効果を効率よく得ることが期待できそうです。

ピアノを習い始めるには、子供の発達だけでなく興味も考慮していくことも大切。ゆくゆくはピアノを習わせたい…と思っている家庭は、ピアノを習う前からも成長や発達の段階に応じた音楽教育を上手に取り入れてみてくださいね!

PHOTO/graphic-line/Shutterstock
参照/
たまひよ「4~5歳までがチャンス!? 多言語習得にも役立つ!脳科学から見た音楽の持つ可能性」
いこーよ「「ピアノを習うと頭が良くなる」って本当?」
カワイ音楽教室「4歳からのピアノコース」
ヤマハ音楽教室「4,5歳幼児科」
子供の遊び場ドットコム「習い事でピアノを始めるならいつからがいい?現役講師が解説します!
たまひよ「500万人が学んだ究極のメソッドとは? 幼児期から身につく「総合音楽力」」

この記事が気に入ったら 「いいね!」

ピアノを始めるのに適した年齢

この記事が気に入ったら 「いいね!」 ならいごとキッズの最新情報をお届けします。
子育て・幼児教育の情報を毎日配信中!

ならいごとキッズをTwitterでフォロー

サブコンテンツ