いじめっ子になるのは親のせい?我が子がいじめる子にならないために親ができること

我が子をいじめっ子にしないために親ができること

いじめに関する痛ましいニュースが後を絶ちません。そのようなニュースを聞くと、我が子がいじめに遭っていないか心配になる一方で、我が子がいじめの加害者になるかもしれないということも不安になるでしょう。我が子がいじめる側にならないために、親はどんなことに気をつけるべきでしょうか。

前回は、いじめのターゲットにされやすい子の心理と、親の影響について考えてみました。今回はいじめをする子の心理と、我が子がいじめる側にならないために親がすべきことを考えてみます。

いじめるのは自信のなさの表れ

いじめる子というと、友達に暴力をふるったり仲間外れにしたり、自分勝手で自信過剰、強さをひけらかす……そんなイメージがありませんか?

しかし、実のところはまったく逆なのです。いじめる子は自分に自信がないと言われています。ありのままの自分を肯定できず、人と比べることでしか自分の価値を見出せないのです。そのため「自分はあの子より上だ」と安心したくて、人を貶めようといじめに走ります。

いじめてしまう子の心理的特徴3つ

いじめをする子は、以下の3つの心理的特徴が見られます。

1.共感性・コミュニケーション能力が未熟な状態

人の気持ちへの想像力が乏しいため、自分の言動で友達がどんな気持ちになるのかが分からず、平気で乱暴な言い方をしたり、友達の物を奪い取ったりしてしまいます。

2.ごまかして自己を正当化する

いじわるを叱ると「○○ちゃんが悪いからだよ」「皆やってるよ」「遊んでただけ」などと言い訳をする子がいます。そういった子は自分のしたことが悪いという自覚はありまが、他者を貶めることでしか自分を肯定できないのでいじめをやめるわけにはいきません。何かと言い訳をつけては自己を正当化し、いじめを続けます。

3.自己防衛意識が強い

過去にいじめられた経験がある子は、そのトラウマから自己防衛意識が強くなります。いじめられる前にいじめる側になって強い自分をアピールしようと、周りの友達を攻撃します。

あなたは大丈夫? 親のNGな言動3つ

自信のない子がいじめる子になると前述しましたが、これには親の関わり方が大きく影響します。以下の3つは子供が自信を失くしてしまう、パパ・ママが絶対にやってはいけないNG言動です。あなたは大丈夫ですか?

  • 子供を他の子や兄弟と比べる
  • できないことを責める
  • 基本的に子供を褒めない

パパ・ママが子供の良いところを見つけてきちんと褒めてあげないと、子供は自分に自信が持てなくなってしまいます。また、褒めるにしても、人と比べて褒めるのはNG。人と比べて優劣を付けることがすべての価値基準となり、人を貶めてでも優位に立とうと考えるようになってしまいます。

子供の自己肯定感をUPさせるために必要なこと4つ

人と比べなくても、人を貶めなくても、子供が自信を持てる、自己肯定感を持てるようになるにはどうすれば良いでしょう? それにはパパ、ママが子供を丸ごと受け入れてあげることが大切です。具体的には以下の4つを実践しましょう。

  • 子供のありのままを認める(承認)
  • 結果ではなく子供の努力を褒める(賞賛)
  • 愛していることをしっかりと伝える
  • 甘えさせてあげる

子供にとって、パパ・ママの存在は安全基地。パパ・ママの愛情を感じられれば、子供の心は安定します。

子供の自己肯定感を高めることについてはこちらでも詳しく解説しています。参考にしてみてくださいね。

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くじけない強い心が育つ! 自己肯定感を高める2つのポイント

いじめる心理が定着したまま成長すると、将来パワハラやモラハラをするような大人になってしまうかもしれません。周囲の人とそのような関わり方しかできないなら、その子の人生にとって大きなマイナスになってしまいます。

我が子をいじめっ子にさせないためには、子供がパパ・ママからの愛を実感することが必要不可欠です。子供は親子関係を人間関係の基本モデルとします。愛情あふれる親子関係を築き、いじめなど心ない行動をしない子に育てていきたいですね。

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いじめられる子の親には共通の特徴が?我が子がいじめに遭わないために親ができること

Photo/phil wood photo
参照/
女性のためのセラピーサロン@清澄白河 「いじめの心理:いじめる子」
2012 いじめゼロを目指して 「いじめっ子の心理的特徴」

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