卒園シーズンに読みたい“出会いと別れ”がテーマの本3選【編集部厳選!子供に読んでほしい児童図書vol.5】

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卒園、進級、引っ越し…春は出会いと別れの季節。そんな時期にピッタリ! 子供の情感に訴える、出会いと別れをテーマにした、しんみりしつつも前向きな気持ちになれる本を集めてみました。

出会いの素晴らしさや、友情の大切さが見事に表現された良書揃いです。ぜひ親子で読んでみてくださいね。

【4歳くらいから】『ねずみとくじら』

出典:Amazon

ウィリアム・スタイグ・著、せたていじ・翻訳/評論社(1976年12月)

船を造って航海に出たねずみのエーモス。ところが航海の途中で海に投げ出されてしまい遭難するはめに…。そんなときに助けてくれたのがくじらのボーリスです。

互いに助け合い、友情を育んだねずみとくじらですが、もともと住む世界が違うふたりはずっと一緒にいることはできません。そんなふたりの別れのシーンは大人でもウルッときてしまいますよ。人間同士だって、どんなに仲良しでも離れ離れになってしまうことがありますよね。

離れていても、相手を尊重することの大切さ、友情の尊さを感じることができる1冊です。

【4歳くらいから】『せいちゃん』

出典:Amazon

松成 真理子・著/ひさかたチャイルド(2008年2月)

いつもいっしょの仲良しのお隣さん、せいちゃんが引っ越してしまいます。残されてしまった“僕”は、せいちゃんにもらった自転車に乗りながらせいちゃんのことを思う日々。その後、せいちゃんから「はるになったら いきます」と手紙が。再会した僕とせいちゃんは、友情を再確認します。

お別れの悲しみや寂しさ、その先の再会の喜び、離れていても友情はつながっていることを知ることができる1冊。引っ越しをする子にも、残される子にも、読んでほしい作品です。

【5歳くらいから】『いつだってともだち』

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モニカ バイツェ・著、 エリック バトゥー・イラスト、那須田 淳・翻訳/講談社(2000年6月)

ピンクの子象ベノは、大好きだったお友達が引っ越してしまい、寂しく過ごす毎日。そんなベノに森の賢者ふくろうが、“元気になるための3つの方法”をアドバイスします。

大人でも思いっきり泣ける1冊。大切な人との別れ、友達との関係について考えるきっかけとなる絵本です。大切な人を失ったとき、友達と離れてしまったとき、どうしようもない悲しいことがおこったとき…そんなときには読んでみてください。元気になれるかもしれません。

【小学校1年生くらいから】『ずーっと ずっと大好きだよ』

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ハンス ウィルヘルム・著、久山太市・翻訳/評論社 (1988年12月)

男の子は小さな頃からいつもいっしょの犬のエルフィーに、毎晩「エルフィー、ずーっと、だいすきだよ」と伝えます。そんな大好きなエルフィーはだんだん年を取り、ある日死んでしまいました。とても悲しかったものの、毎晩「だいすきだよ」と伝えていたので、少し気持ちは楽でした。

死んでしまったら「好き」が伝えられない。好きなら好きだと伝えることが大切だと教えてくれる1冊です。別れの中でも最も辛い、愛する人との死別。人や生き物に愛情を注ぐことの大切さについて考えさせられます。

大切な人との別れは寂しいものですが、出会いがあればまた別れもあるもの。経験を通して子供はさまざまなことを学びます。ぜひ親子で絵本を読んで、絆や出会い、別れや友情について考えるきっかけにしてみてくださいね。

TOP PHOTO/HelloRF Zcool/shutterstock

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