想像力を刺激する“冒険”がテーマの本4選【編集部厳選!子供に読んであげたい児童図書vol.6】

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冬が過ぎ、活動的な気持ちになる春。長期休暇や遠足などでお出かけする機会も増え、好奇心旺盛な子供たちは自然の中で発見も多いことでしょう。今回は、そんなワクワクする季節にピッタリな『冒険』をテーマにした本を年齢別に4冊ご紹介します。

【3歳ころ~】よるくま

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酒井駒子(著)/偕成社(1999年11月)

「ママ あのね……きのうのよるね、うんとよなかに かわいいこが きたんだよ。」
男の子のところにやってきたのは、夜みたいに真っ黒で、胸のお月様が光っているくまの子、“よるくま”。どうやらよるくまは、お母さんが見つからなくて探しにきたようです。

男の子とよるくまは、お母さんを捜して一夜の冒険に出ます。よるくまのために男の子は奮闘しますが、なかなか見つからず、よるくまが涙を流す場面も。最後にはよるくまがお母さんと出会えて、男の子も思わずにっこり。

母と子の愛情に、大人も子供もあたたかい気持ちになります。保育園や幼稚園に入園したばかりで不安がっている子にも、ぜひ読んでもらいたい作品です。

【3歳ごろ~】おしいれのぼうけん

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ふるたたるひ、たばたせいいち(著)/童心社(1974年11月)

保育園でお昼寝前にけんかをして先生から真っ暗な押し入れに入れられてしまった、さとしとあきらの冒険物語。押し入れの中に広がる夜の街で、おそろしい『ねずみばあさん』に追いかけられ、2人は手を取りあって戦います。

40年以上にわたって愛される名作。小さなころに読んだことがあるというパパやママも多いのでは? ハラハラドキドキの展開で、子供たちが夢中になる作品です。押し入れの中に本当にそんな世界があるのでは…と想像力がふくらみます。

【3歳ごろ~】はじめてのおつかい

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筒井 頼子(著)、林 明子(イラスト)/福音館書店(1977年4月)

こちらも1977年発行のロングセラー! 5歳のみいちゃんが、ママに「赤ちゃんの牛乳を買ってきて」と頼まれて、初めてのおつかいに出かけるお話です。

坂道で転んでしまったり、お店の人に気づいてもらえなかったり…みいちゃんは緊張と不安でいっぱいになりながらも、頑張っておつかいをやりとげようとします。

大人から見るとちいさなおつかいですが、子供にとっては大冒険! 小さなころは店員さんに「すみません!」と言うのも、こんなふうになかなか大きな声が出なかったなぁ…と筆者も自身の子供のころのことを思い出しました。

みいちゃんの心臓のドキドキが伝わってきて、読みながら「がんばれ!」と応援したくなる絵本です。

【5歳ごろ~】エルマーの冒険

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ルース・スタイルス・ガネット(著)、ルース・クリスマン・ガネット(イラスト)/福音館書店(1963年7月)

エルマーがどうぶつ島に捕らえられたりゅうの子を助けにいくお話。冒険へでかけるときにリュックに詰めた、チューイングガムや輪ゴムなどの持ち物を使って、エルマーはピンチを切り抜けていきます。

ワクワクドキドキの展開で、エルマーが次はどんなふうに危機を乗り切るんだろう? と続きが早く読みたくなる絵本です。ユーモアたっぷりで、空想の世界にぐいぐい引き込まれますよ。

長いお話なので、5歳ごろの子供の場合は、寝る前などに1章ずつ読み聞かせてあげましょう。小学生以上になったら、自分で読めるようになると良いですね。

『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』の3部作になっているので、ぜひ続きも読んでみてくださいね。

おつかいのような身近な冒険から空想の世界まで、どれも主人公といっしょに冒険しているかのようなドキドキ感が味わえて、何度も読み返したくなる本です。

夢中になって読むうちに、読書のおもしろさを知るきっかけになるかもしれません。ぜひ子供に読んであげてみてくださいね。

TOP PHOTO/suerz/Shutterstock

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