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プログラミング教育とは?プログラミング教室選び3つのポイント

習いごとコラム

2022/03/09

プログラミング教室といえば、新しい学習指導要領が施行されるといわれてから、人気が高くなった習い事のひとつですね。
お子さまの習い事として候補に入れていらっしゃる親御様も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、小学生にとってのプログラミング教育とは、どのようなものなのか、実際に小学校ではどのような取り組みが行われているのか、そしてプログラミング教室を選ぶときのポイントとしてはどのようなものがあるのかをお話していきたいと思います。


小学生にプログラミング教育が必要な理由


小学校では2020年度から新しい指導要領が全面実施され、それにともない、プログラミング教育が導入されました。小学生のお子さまがいらっしゃる親御様にとっては、初めて知ったとき、とても気になったと思います。
プログラミング教育については、きっとお子さまが通われている小学校でも説明があったと思います。文部科学省(以下、文科省)では、小学生にプログラミング教育が必要な理由として、これからの時代を生きていく子どもたちにとって、コンピュータを理解して、活用していくことができるようになることが、将来どのような職業に就くことになっても、とても重要なことだと考えられるということをあげています。


コンピュータを理解することはなぜ大切か


コンピュータを理解して、活用していくことはなぜ重要なのでしょうか。
その理由は、私たちの生活が、すでにコンピュータとの関わりなしでは考えることができないからです。
私たちは、普段あまり気に留めることはないかもしれませんが、生活のありとあらゆる場面でコンピュータと関わっています。例えば、最も身近な関わりでは家電製品があげられます。コンピュータの家電といえば、お掃除ロボットなどを想像しがちですが、冷蔵庫、炊飯器、掃除機、電子レンジや掃除機など、おそらくほとんどの方が利用している家電製品にも、コンピュータが内蔵されています。
すでに日常生活の中で密接な関わりがあるコンピュータは、今後、さらに利用する機会が増えていくでしょう。コンピュータを理解し活用することが、身近にあるものを、より便利に使うことができたり、工夫したりすることにつながっていくと考えられます。
さらに私たちの生活には、コンピュータなどによる情報機器や、サービスによる情報も欠かせないものになってきています。仕事面、学習面だけではなく、家庭学習や生涯学習、家庭での生活場面や余暇生活などでも多くの利用機会があります。
また、大人だけではなく、子どもたちにも利用されるようになっているため、それらの情報を適切に選択したり、活用したりできることはとても重要なことになってきました。


プログラミングを通して身につけたいこと


コンピュータなどによる情報を適切に選択したり、利用したりできるようになるためには、どうしたらよいでしょうか。
それにはまず、コンピュータの仕組みを知ることがとても大切です。
コンピュータは、人が命令を与えることによって動きますが、この命令となっているものが『プログラム』で、命令を与えることを『プログラミング』といいます。
何かをコンピュータを利用して動かしたいときは、プログラミングをしないとできないということです。
自分が『このようにしたい』と思ったことをコンピュータに命令するためには、それぞれに対応した動きを、どのように組み合わせたらよいのかを筋道を立てて考えていく力、『プログラミング的思考』を育むことが小学校のプログラミング教育のねらいのひとつです。
気をつけたいのは、プログラミング教育を通して、子どもがプログラミング言語を覚えたり、技能を習得したりすることはあるかもしれませんが、それ自体、つまり言語を覚えることや技能を習得したりすることがねらいではないということです。このことについては文科省により提示されています。
このように小学校で行われるプログラミング教育は、決して言語を覚えることや技能を習得することではなく、物事を論理的に考えることができる『プログラミング的思考』である、ということを知っておくと、プログラミング教室を選ぶときの参考になると思います。
小学校プログラミング教育のねらいをまとめると以下のようになります。


1.身近な生活でコンピュータが活用されていることや問題解決には必要な手順があることに気付くこと。
2.発達の段階に即して、『プログラミング的思考』を育成すること。
3.コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養すること。

小学校の授業ではどのように扱われているのか


小学校でのプログラミング学習は、子どもたちがプログラミングを体験しながら、コンピュータに意図した処理を行わせるための学習活動をします。例えば、算数の図形の学習では、正多角形の作図を行う学習でコンピュータを使ったり、表やグラフを用いて表現する際に活用されたりしています。
また、自動車メーカーと連携する学習で、コンピュータによる情報の技術を生かした最新の自動車について学んだり、自動車の安全性について知ったりする学習が行われることがあります。
その際、子どもたちが学ぶことは、コンピュータを利用することで、情報の技術が人々の生活の中でどのように生かされているかを知ること、そして自分たちがこれからどのようにコンピュータと関わっていくことが大切なのかということなどを学んでいきます。


プログラミング教室を選ぶときのポイント


では、プログラミング教室に通わせたいと思ったとき、どのような点をポイントとして教室選びをしたらよいでしょうか。
選ぶポイントにするとよいと思われるものを3つあげてみました。


■子どもが興味をもつ教材を扱っている。
算数、国語、理科といった小学校の学習内容に限らなくてもよいと思います。
■技術を教えてもらうことよりも、技術が自然と身に付くような工夫がされている。
プログラミング言語を覚えたり、技術を習得したりすることが目的となっていない方が、小学生のプログラミング教育には即しています。
■子どもの意欲によって、進んだり戻ったりしながら学習することができる。
子どもの思考にあわせて、柔軟に対応してくれる方が子どもが意欲的に続けやすいと思います。

ご家庭の教育に対する考え方によって、重視する点はちがってくると思いますので、ポイントを参考にしていただき、各ご家庭でお子さまにあった教室をお選びになるとよいと思います。


まとめ


小学校のプログラミング教育で求められていることは、これまでお話しをしてきましたように、身近な生活でコンピュータが活用されていることや問題解決には必要な手順があることに気付くこと、発達の段階に即して、「プログラミング的思考」を育成すること、コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養することです。
お子さまが、プログラミング教室に通うことで、いろいろなことに対して、筋道を立てて考えることができるようになる基礎が身に付くとよいですよね。
これからの時代は、コンピュータによるものが、ますます増えていくと考えられます。
子どもたちが、豊かに生きていくことができるようになるためのひとつの手段として、楽しくプログラミングを学んで欲しいと思います。

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